・盛りが普通の中華料理屋で
・比較的食べるタイプの30代男性が
・麺類+ご飯もの(例えばラーメン+チャーハン)を注文して食う
という行為はそんなに奇異なものでしょうかね?
(「摂取カロリー的に…」「年齢を考えるとそろそろいかがなものか」という健康面からのご心配はこの際別問題として棚上げの方向でお願いします)
少なくとも、そんなに店側から驚かれたり心配されるほどの大食い行為には当たらないと思うんですが…
この前、酒田の国道7号線沿いに新しく出来た「北京飯店」という中華料理屋に足を運んで昼食をとった。
ここには以前一回来て、餃子がなかなか本格派で下味も程よく効いておいしかったのでまずまずの好印象を抱いていた。メニューもいろいろあって楽しめそうなのだが、大盛りはシステム上ナシ。
盛りの量は普通。麺類については、ラーメン普通盛りが180〜200g程度がデフォな酒田にあっては薄い方(全国的に見れば普通)という感じ。
店の盛りの量やメニュー構成にもよるが、私と相方が二人で行く場合には
・私→麺類普通
・相方→麺類大盛り
にプラスして、
・餃子があれば1皿を2人でつつく
・チャーハンがあれば1人前を2人でつつく(私は2,3口程度もらう)
のどちらかという感じが多い。(店固有の量によって大盛りナシにしたり、チャーハンをハーフにしたりと臨機応変に)
色々食べてみたいし、特に中華屋の場合には、チャーハンの仕上がりがその店の鍋振りスキルの一種のバロメーターのようなものだと思っているのもある。
「ラーメンチャーハンセット」「ハーフ丼セット」とか「ラーメンライス」というメニューは珍しくないし、別に変なことをしているというつもりはなかったのだけど…
「半チャーハン」がない店もあるし、店によっても泣けてくるほど少なかったりもするので、1人前のチャーハンを別に頼むと必然的に「来店2人で3人前食う」ことにはなるわけだが、店に迷惑をかけるわけじゃなし、「よく食う客」として特に変わったこともなく扱われるのが普通だった。
その「北京飯店」で注文したのは、うま煮系ラーメン1つ・あんかけ焼きそば1つ・チャーハン1つ。
注文してしばらくすると、女性店員(店主かな?言葉の感じからすると中国の人らしい)がやってきて、「これで注文イイですか?間違ってない?3人前になりますけど」と言うので、「イイんです!」とにこやかに返事。ここまではまあよかった。
料理2品運ばれてきて、3品目も来る。
運んできたのは別の店員さんで、「えっと…本当にココでよろしかったですか?」というようなことを言われたので、「イイんです」と返事。
食べていると最初の店員が再びやってきて、
「食べれますか?こういうときには食べてる途中で追加注文した方が、途中でおなかいっぱいになってしまった時にムダにならなくてイイんですよ。」
と話しかけてくる。
「同時に食べるのが好きなのでイイんです…」
と返すあたりにはかなり辟易してきた。
途中で追加して忘れられたり、変に待たされて妙なタイミングで続きを食べるのも(夜ならまだしも)好きじゃないんだ。
この日座った場所もちょっと良くなくて、メインカウンター・配膳ゲートの目の前の席だった。
この店は元居酒屋だったのでけっこう広く、眼の届かない所に座って注文取りを忘れられたりするのもイヤだったのであえてそうしたのだけど裏目に出てしまい、複数の店員さんに、「本当に全部食べられるのかしら…」みたいな目で絶えず観察され続け、非常に落ち着かない気分だった。
そんなに珍しいですか?
一応客なんで、そんなにジロジロ見ないでください。頼むからいい感じにほっといてください…
で、普通に食べ終わる頃にまた最初の店員さんが
「あら、食べられましたね、よかったです。」
だから!最初から喰うって言ったじゃないか言ったじゃないか。
あんまりこっちを気にするから、隣のテーブルの人も何度かこっちをジロジロ見始める始末だし。
会計の時も
「おなかダイジョブでしたか?」
あああああもう勘弁してください、何このイジメ;;
悪いけど、そこまでされると正直五月蠅い以外の何ものでもない。
メニュー的には食べてみたいものがまだ色々あるのだけど、またぞろあのおばさんから一々口出しされるのかと思うと再び足が向く日が来るかどうか微妙。
食べている時や会計を終えた後にこんなにモチャモチャした気分にさせられるのはどうにも理不尽でやりきれなかった。
いっぱい食べてササッと席を空けて、普通にイイ客だと思うんですけどねえ?
そもそも、せめて大盛り・もしくはご飯類セットメニューがあれば3人前頼まなくてもいいんだけど、そちらさんの店にはないからこうならざるを得ないわけでさぁ…
餃子は本当に美味いんだけどなあ…
飯食いに行って放っておかれる(オーダー取りに来ない、声かけても無視、料理来ない)のは言語道断なのだけど、構われすぎるのも正直勘弁してもらいたいのだ。
この手の至近距離感が鬱陶しくないのは、相当なじみになった店(定食屋とか飲み屋系)のおっかさんやおっちゃんくらいのもので、こういう店で(しかもまだ来店2度目)変な「オカンぶり」を発揮されるのは五月蠅いだけだなあ。少なくとも今回のコレは、「フレンドリー」とか、そういう種類とは全然違うものだと思うんだけど。
味全体について感じたのは、
・量は普通
・麺は酒田的には少なめ
・餃子とサイドメニューのスープ(ほんのり八角が利いている)が美味しい
・味は全体的に濃いめ
といったところ。チャーハンはもうちょっとパラッとしてて欲しかったかな…
基本的に、アラ探ししようという姿勢で食べ物屋に行っているわけでは決してないのだけど、注文を何度も間違われたり、ゴキと遭遇したり、店主の態度がなまら横柄だったり、どうも
・新し目の店で今一つロクな目に合わない
→次に行く気が起こらないのコンボが多い
のは何故だろう…単にヒキが弱いだけなんだろうか?
「北京飯店」という店名はそれこそ日本中に星の数ほどある。
この名をタイプしながら、かつて何回か行った赤湯温泉「北京飯店」の名物肉団子(テニスボール大の巨大肉団子。しかし火の通り方は絶妙で非常にジューシィ。美味)のことを思い出し、無性に食べたくなってしまった…
餡かけと塩味の2種類があるんだが、塩の方が好き。
(リンク先の写真からは一見大きさが分かりづらいかもしれませんが、餃子やビールコップと比較すると見当がつくかと…)
個体識別つき「常連いつもの」サービスと表裏一体な感じですね。
うちの行くのはコストパフォーマンス重視のしゃぶしゃぶ食べ放題店なんですが、
いつもおなじおばさん(たぶんオーナー)がいます。
1回目来店したときはなんかすごくさびしそうにちょこまか客の少ない「とりほうだいコーナー」に張り付いてメンテしてました。とりづらい気がしつつもばんばんとった。
2回目来店したときはすべてのやりとりの最後に「いっぱいたべてね」とつけられて(7回くらいは聴いた)、なんかやっぱりあんまり食べちゃ行けなかったのか?となにかを念押しされている気がしてきました(たぶん気のせいですが)。
まあ、うちのダンナが一口串揚げを1食に60本食べた串家という串揚げ食べ放題店なんかはいい感じにほうっておいてくれるけど取ってくるコーナーへの補充が遅かったりするんで
結局、いまどきの外食はどうやっても痛し痒し?という結論になるんでしょうかね。
ていうか60本食べるな>ダンナ
5人で7人前くらいオーダーしたけど特に反応なかったから、2人で3人前に反応してしまっただけでしょうよ。
分母とかそういう問題じゃないか。
フツーにウマイんだけど、ただココ普通のラーメンに該当するモノが無いんだよなぁ。
ダシの取り方が菜花よりほんの若干下品に感じる。
雪降ってるとき、厨房の人がタバコ吸いながら除雪してるの見て、正直萎えた。
料理人が人の目につく場所でタバコ吸っちゃイカン。
たぶん、そんな攻撃をされたら「大盛りがないし麺の量が少ないから・・・・」とイヤミ返しをしますね。
『あら、食べられましたね、よかったです。』なんてセリフは餃子が特大サイズ(1個が片手ぐらいある)、普通盛りなのに麺が2倍、タンメンを注文したら麺に到達する前に上の野菜だけで腹いっぱいになるような店で言ってもらいたいです。
テニスボール肉団子は大勢で行った時にしか注文できませんなぁ。
個数orグラム注文できればいいのに。
横レスすみません
>NAPORINさん
串家のカツは小さすぎるので普段から胃袋が2人前の人は60本ぐらいは平気でいける気がしますよ。
とはいえ、カツオンリーではなく、その他にカレーとかお惣菜をたっぷり食べたと言うならその店から遠慮願いたい客に認定ですけど。
ラーメンや焼そば+ライスや焼飯は、ごく普通だと思ってました。
こちらでは普通にセットメニューになってたりしますよー。
(一度だけ「焼飯」+「ライス」のセットを見かけたときは「これはちょっと・・・」と思いましたが)
私が同じことされたら軽くキレてそうです。
それより感激したのは、「まずは焼飯の味で、その店のうまさをはかる」は、私もまったく同じでした!!!
薬局のだいたいの値段を知るのに(たいていは店の入り口近くに置いてある)、ユンケルの値段を見て、だいたいその店の値段設定を判断するかのような。
むしろ良くやりますし
まぁ・・・量に定評のある料理屋さんとかでもない限りですが(笑)
>一応客なんで、そんなにジロジロ見ないでください。
ジロジロ見られてると食べる気失せちゃいますよね
なんかこう・・・観察されてるみたいで辟易すると言うか
>店主の態度が横柄
知り合いの話なんですが、家族で入った所がたまたま入った店がそう言う店で
ブチぎれて「接客も味のうちだ!!」と怒って帰ってきたそうです。(その店は閑古鳥状態になったそうですが)
横柄だとか馴れ馴れしいと正直ちょっと・・・な気持ちになりますね、むしろ次行きたくなくなりますし。
卑屈になれとは言わないですが、接客はちゃんとやって欲しいですね・・・
食べられるかどうかお店が心配するってのを好意的に考えれば、無闇に何品も取って食べ残しされるのを恐れているのかなあ。
一人客だと大体綺麗に食べていくけど、連れが多いほど豪勢に頼んで残される確率が高そう。そういう器を片付けているのを見ると他の客でも気分は良くないですからね、作った側はいくら代金は貰っていても納得いかないものがあるのでしょう。
接客ってのは加減が難しいですね。
反対に『余るようであればお持ち帰り出来ますよ』と言ったほうがよっぽど商売上手だと思うけど…
でも作る側としては残されるのは確かに凹みますがあからさまには食べ切れるかの心配はあまりしないなぁ
>>NAPORINさん
>2回目来店したときはすべてのやりとりの最後に「いっぱいたべてね」とつけられて(7回くらいは聴いた)、なんかやっぱりあんまり食べちゃ行けなかったのか?となにかを念押しされている気がしてきました
おそらく他意はなかったんでしょうけど、7回も繰り返されると妙な気分になってきますよね…わかります…
>一口串揚げを1食に60本食べた串家という串揚げ食べ放題店
私、串揚げ屋そのものに行ったことないんですけど、竹串の先に小さな具材がちょりんと刺さってるやつですか?だとすると男の人はけっこう行っちゃうかもしれないですね。
ただその前に、油酔いで胸一杯になっちゃう可能性が高いような気も…
>>engさん
>2人で3人前に反応してしまっただけでしょうよ。
>分母とかそういう問題じゃないか。
やっぱりそういうことなんでしょうなあ。
あそこ大盛りないので、男の人とかひとりで2品頼むとか普通っぽいんですけどね…
しかも私が細っこくて食も細そうな女ならまだしも、いかにも喰いそうな二人連れなので何でそんなに不思議そうな反応するかな?と思ったのでした。
>フツーにウマイんだけど、ただココ普通のラーメンに該当するモノが無いんだよなぁ。
ですねー。具ものがメインですね。
中華料理屋の醤油ラーメンは酒田では分があんまり良くない(香辛料とか甘味を好まない方が多いので)のであえて積極的に入れなかったのかな?と考えたりもして…
>>クマさん
>『あら、食べられましたね、よかったです。』なんてセリフは餃子が特大サイズ(1個が片手ぐらいある)、普通盛りなのに麺が2倍、タンメンを注文したら麺に到達する前に上の野菜だけで腹いっぱいになるような店で言ってもらいたいです。
確かにw
そしてそういう店はたいてい頼むときに「うちのは多いですよ?」と言ってくれるんですよね。
野菜多すぎラーメンは、仙台にいるときにそういう店がありました。何の断りもなく1kg以上のモヤシをお見舞いされるという…
写真で見たことしかないんですが、あれはあれで麺に到達したときにはすでに伸びきっていそうだった…
>テニスボール肉団子は大勢で行った時にしか注文できませんなぁ。
一皿1600円で5〜6個載ってます。2人なら食べきれますね。まあ大きめハンバーグを食べると思えば!
>>きたかさん
こっちでも普通に、麺類+チャーハンセットとかはあるので、この反応は逆にこっちが不思議でした。
>(一度だけ「焼飯」+「ライス」のセットを見かけたときは「これはちょっと・・・」と思いましたが)
…究極超人あ〜るを思い出します…
実際にあるとは…
>「まずは焼飯の味で、その店のうまさをはかる」は、私もまったく同じでした!!!
同士(がっちり)!
とりあえずチャーハンがおいしいところは、炒め物類にハズレなしですし、また店によって量のばらつきが多いメニューなので、チャーハン1人前の量が多いところだと、「ああ、ここは基本的に盛りがいいんだな〜」と判断できますね。
同様の「バロメーターメニュー」としては、パスタ屋におけるカルボナーラとか、焼肉屋のユッケなんかもそうですね。ラーメン屋におけるチャーシューメンも、肉やサービス度のベクトルがよくわかると思います。相方の基準メニューはチャーシューメンですが、こちらも手際とか気配りが大きく表面に出る品ですね。
しかしユンケルの発想はなかったです…!さすが殿方!
>>百式さん
>知り合いの話なんですが、家族で入った所がたまたま入った店がそう言う店で
ブチぎれて「接客も味のうちだ!!」と怒って帰ってきたそうです。
まさに孤独のグルメの世界!
どこにでも勘違い店主の姿は耐えませんね…
何のお店につけ、心得違いの距離感でお節介されるよりは、機械的であれマニュアル接客の方がまだマシと思わされることがあります。さりとてあまり無愛想だったり、客が来ること自体をウザがってるようなしぐさも論外ですが…接客業の適切な距離感というのは実に難しいものですね。飲食業は特に…接している時間はごく短いはずなのに、やはり「口に入れる」というもっとも原初的な行為の場をともにするためでしょうかね?
リピートしたときに以前来たときのことを覚えていてくれて、それがサービスや会話にさりげなく反映されている感じの接客は、嬉しいと思います。
>>末期ぃさん
>食べられるかどうかお店が心配するってのを好意的に考えれば、無闇に何品も取って食べ残しされるのを恐れているのかなあ。
この文章を書いたり皆さんのレスを拝読しながら、同じようなことを考えていました。
「もしかしたら、つい最近、カップルとか少人数家族が来て、他のむだけ頼んで、ちょいちょいつまんだだけで大量に残して帰るようなことがあって、お店の人がモニョモニョした気分だったのかなぁ…?」というようなことを…
最初に行った時には麺類1人前ずつ+焼き餃子+水餃子を頼んでおなかいっぱいだったんですけど、その時には別に何も言われなかったんですよねぇ。
それにしても一度「食べられるから大丈夫」と意思表示した以上はそんなに構わないでほしかったなあと…
本当に接客のさじ加減というのは難しいですねえ。
>>りょうさん
>でも作る側としては残されるのは確かに凹みますがあからさまには食べ切れるかの心配はあまりしないなぁ
上の末期ぃさんへのレスへも書いたのですが、よっぽどひどい残し方をした客がいたのかな?と思い始めています。
そんなに腹が立ったというわけではないんですけど、「またあそこに行くと同じようなやり取りが再現されるのかな」と思うとどうも足が向かない(というか面倒くさい)のは事実なんですよねぇ。