5月1日から、何の予告もなく、アナログ受信のBS-1とBS-2の画面の左上に、これまでの
「BS-2」という表示のすぐ下に「アナログ」という文字が常時表示されるようになってしまったのだ。
文字自体は、「BS-2」の字幅と同じで、大きなものではないけれども、そのジャマ感は相当なものだ。

夏になったら、NHKはアナログ表示について民法に右倣えするのかしないのか、しないでほしい…と思いきや、まさかの先取り。
これは間違いなく、NHK地上波も民放と同時期(ヘタすりゃ率先して)に「アナログ」表示する気マンマンですなあ。
現在行っている「黒澤明全作品放送」を楽しみにしているのだが、今日の「椿三十郎」から、いらないゴミが付いてしまうのか…はぁ…
ドキュメンタリーや映画、海外ドラマ、ライブ、スポーツ中継など、うちのデッキのNHK-BS録画率はかなり高いのでゲンナリだ。
受信料不払いにあえぐNHKにとって、BS別料金を払って視聴している我が家のような家庭は比較的「上客」の部類じゃないかと思うんだけど、他より多く払ってるところから率先して嫌がらせをするというのはまったく意味が分からない。
それとも「よく飼いならされた視聴者だから大丈夫だろ」とでも考えているのか。
今回のこの仕打ちは、告知が一切なかっただけに流石にひどいと感じたし、またここで(多分今や数少ない)アナログBSユーザーから抗議の声をあげなければ、「アナログBSでやってみたけど特に反対もなかった」として次の段階に進むであろうことは火を見るより明らかだと思ったので、今度ばかりはNHKの意見・問い合わせフォームから批判意見を送信してみた。
ところでこの問い合わせフォーム、
・電子メールであっても返事が必要ならば実名・住所・電話番号を書け
・本文はわずか400字まで
・「400字を超えますとシステムの都合により記入された内容がすべて登録できませんのでご注意ください。」と表記されているのみ。普通はエラーメッセージか何かで対処すると思うのだが…
と、やたらと威圧的で感じ悪い。
「愛されるNHK」を目指すならこの辺から配慮しろよと。
それにつけてもTV関連は本当に絶望的な話題ばかりですなあ。
大道寺さんご紹介の、「問い合わせフォームの掟」を読むと、さらに憤ってまいりましたわい。
父に「コレ見て!コレ」と言うと、「買わんといかんなあ」と妙に落ち着いた返事が。NHKの思う壺やんけ!と興奮する私でした。
うう、この気持ちがわかっていただけてちょっと救われます。
ちなみにメールの返事は意外に早く来まして(テンプレかもですが)、さすがに全文は無理ですけども、
「自分が見ているのがBSアナログなのかデジタルなのか把握できていない視聴者の方も少なからずいるので周知するために」
みたいな内容でした。一部のアホの子な視聴者のために、3年も前から…と思うとなんとも泣けてきます。せめて常時はカンベンしてほしいんですけどねぇ…