ご丁寧に「ベルばらアイ」の作り方まで書いてあった。
このアイライナーでビシッとベルばらアイを作って、その上にオスカルマスカラ(あるいはアントワネットマスカラ)でバッサバサに仕上げるんですね。なんという重装備。
ベルばらシリーズは他にも商品展開があるようで、サイトで紹介されているのは入浴剤「ベルばらの湯」シリーズ。
4種類の成分にそれぞれ男性キャラクターが割り振られており
●フェルゼンの湯
「至福のタラソで心も体もリラクゼーション」
ゲランドの海塩+海藻エキス
●アンドレの湯
「ローズに包まれて秘めた女らしさが目ざめる」
ノバラエキス+ビタミンC+ヒアルロン酸
●ジェローデルの湯
「とろみミルクでツルツルに輝く幸せの肌」
パパイン+ホエイ
●アランの湯
「たっぷり出してスッキリ爽快さっぱり肌」
レパゲルマニウム+トウガラシエキス+ブラックソルト
アランだけなんかオチっぽいのはどうしてなんだぜ?
ここでジェローデルというのはけっこうマニアック…というか原作読んでないと分からんだろうと思うのだが、まあ原作知ってるような人間しか買わないだろうからなあ。
ローズヒップあたりを入れて真っ赤っ赤な「サン・ジュストの湯」とかあっても…売れないな……
細かい話になるが、このページでは価格表示が
「フェルゼン入浴料 \210」
という記載になっており、まあ別に「入浴剤」でも「入浴料」でも意味は変わらないのだが、どうしてもパッと見
「フェルゼンやアランが1回210円で一緒に風呂に入ってくれる」
ように見えてしまうのは私の頭がおかしい…のだろう…多分…
まだ商品紹介ページはないが、最新情報によれば
ボディ用化粧品として、アントワネット,オスカル,ポリニャック夫人,デュ・バリー夫人の計4種類が登場します
まさかのデュ・バリー夫人!
文字通りのセクシービッチ系ということか。売れるのかそれは。
無難にロザリーにしておけばよかったんじゃという気もするが。
まあ値段も手ごろでネタ感もあるし、40代付近の女性が多い職場やグループのビンゴ景品なんかにはいいかもしれない。
ブランドイメージとしては以下のような狙いらしい。
「ベルサイユのばらコスメシリーズ」は、激動の時代を生きたマリー・アントワネット、オスカルのように気高く咲き誇り、女性であることを存分に楽しんでほしいという思いで開発した、大人の女性の毎日を応援する"可憐に戦う"コスメブランドです。
オスカルはほとんど女性であることを存分に楽しんだ人生とは言いがたいような気もするが。
連載時にリアルタイムでファンだった世代は、50歳以上でしょうし、その後の宝塚でのヒットから原作にも興味を持った方は、60〜70歳の方もいらっしゃいますから、マスカラ等はともかく、入浴剤・ボディケア商品は意外と喜ばれるかも。
入浴”剤”ではなく入浴”料”なのも、狙っているのかもしれませんw
ところで、池田さんは、ほかにもたくさん漫画かいてるけど、ベル薔薇以前と以後は、ぜんぜんちがいますねえー。私の中で、ベル薔薇をはじめて読んだときは、オーー、この人、普通の漫画家さんから、ひとつぬけたと思いましたね。山岸涼子先生のアラベスクを読んだときもそうでしたけどね。
しかし、ずーと昔書いた作品で、これだけ元とれるってすごいなー。
デュバリー夫人は、読んだ当時は嫌いでしたが、今おもうと、性格かわいいし、かわいそうだったなと、思います。最後、追放されたあと、ひっぱりだされて、ギロチンまでかけられちゃうし。それよか、ポリニャック夫人のほうが、タチ悪いよねと。
情報ありがとうございました。
そしてそちらの掲示板でいただいたレスの中で、私と同じ「入浴料」の解釈をした方がいらっしゃったことを知ってちょっと安心しました。
そうですね、宝塚経由で入った人を考えるとけっこう高年齢層もいますね。うちのオカンですら、ベルばら・オスカルといえば大体概要は知ってますし。
>>okapiさん
>しかし、ずーと昔書いた作品で、これだけ元とれるってすごいなー。
本当にそうですねえ。変に続編や(外伝はありましたが)ネクストジェネレーションものがなかったのがいいのかもしれませんね。
ベルばらの絵は、「まつげバチバチお星様キラキラ」な昔の少女漫画の代表のように語られますが、表紙絵やカラーイラストと違って、本編の絵はわりとシンプルな線で読みやすいので、幅広い世代にとって案外受け入れやすいのかと思ったりしてます。
>デュバリー夫人は、読んだ当時は嫌いでしたが、今おもうと、性格かわいいし、かわいそうだったなと、思います。
そうですね〜、毒婦イメージで扱われることが多いですが、実際は明るく天然っぽい性格で誰からも好かれる人、勝手に回りに人が集まってきて、何も言ってないのによくしてくれる人生だったようですね。(監獄の中ですら、警吏たちに人気があってそんなに苦しい生活ではなかったそうです)
意外とアントワネットとキャラクターが似ているのかもしれません。
初めてベルばらのこの場面を読んだ時、
「デュ・バリー"夫人"ってことは、デュ・バリーさんの現役の奥さんということなのに、なんで王様の愛人なの?」
と不思議でした…まだ就学したかしないかの子供でしたからねぇ;
ポリニャック夫人は…彼女さえいなければアントワネットもあそこまで贅沢病には陥らなかったんですよね…