特捜の放映が終わるあたりの時期?に、社員教育用に東映が発注を受けて作った「ビジネス最前線」という4本組のビデオがあったという話は一応聞いたことがあった。
「特捜最前線の出演陣と製作陣が手がけた」というのを押し出して宣伝したそうだが、実際にレギュラー陣から出演したのは
・二谷英明
・本郷功次郎
・横光克彦
の3名のみで、まあ確かにセットさえ変えればすぐにいつもの衣装・ヘアメイクのままサラリーマンにシフトできる無難な3人ではある。
特捜最前線情報サイトの古株である「Mechanical Town」内の紹介記事はこちら。
当時セルビデオは高価(1万円台〜2万円近いものも普通にあった)とはいえ、4本組148,000円はかなり強気な価格設定…ということぐらいしか特に語ることもない内容らしいが。
本編はともかく、是非一度聞いてみたいと興味をそそられるのが、主題歌「戦士のバラード」。しかも歌うのが横光克彦。聞きたいなぁ。
歌詞もなかなか、いかにも従順な社員を量産したいという意図がモロで香ばしい。なんと楽譜つきで紹介されている。
(楽譜付きということは、まさか富士の裾野新入社員合宿の「朝のつどい」とかで歌わせる気なのだろうか…)
1.
嵐が去った後の オフィスの窓に
ケヤキの若葉が まぶしい
課長の冷たい一言に 握った拳が震えた
怒りも涙も虚しさも 時の流れに消えてゆく
人は 叱られて育つ
もう 甘い男ではない
獲物を狙う 目が光る
野武士のように 鍛えられた戦士
2.
朝のドアを開けると 白い花瓶に
コスモスの花が 哀しい
部長のさりげない励ましに 背広の胸が弾んだ
喜びも笑いも優しさも 分かち合える時が来る
人は 組織が強くする
もう 甘い男ではない
荒波ついて 舟を漕ぐ
ナイトのように 鍛えられた戦士
「白い花瓶に〜哀しい」のくだり、なんか誰かがストレス極まって自殺したか、過労死したかのように読めてしまうのは私だけ(それなら菊か…)だろうか?別に哀しがらなくていいと思うの。
特捜の雰囲気に爆笑で、内容なんかどっかに吹っ飛んでしまいました。
刑事ドラマ風のオーバーなリアクションは必見です。
エンディングも雰囲気ぱくりまくり。
こんにちは、コメントありがとうございます。
なんと!このレアなビデオを二本ともご覧になられたんですか!それはすごいというか羨ましいですねえ。
コメントを拝見してますます一度見たくなってしまいました。どこかの会社がブックオフあたりに処分してくれないものか…