2005年09月01日

「毎日かあさん」論争漫画

「毎日かあさん」論争、表現の自由か教育的配慮か : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

文化庁メディア芸術祭賞を受賞した漫画「毎日かあさん」を巡り、作者の漫画家西原(さいばら)理恵子さん(40)と東京・武蔵野市の間で論争が起きている。

 西原さんの長男(8)が通う同市立小学校が、西原さんに「学校を作品の舞台にしないでほしい」と申し入れたためだ。

 「表現の自由への圧力」と抗議する西原さんに対し、市側も「正当な教育的配慮」と譲らない。双方が文書で主張を繰り返す事態となっており、9月2日の同市議会でも取り上げられる予定だ。

 問題となったのは、授業参観の場面。主人公の母親が、落ち着きのないわが子を含む児童5人を「クラスの五大バカ」と表現し、ユーモアを交えつつ、子どもの成長を見守る内容だ。

 この場面が紙面に載った直後の昨年11月、長男の担任の女性教諭(40)が西原さんを学校に呼び出し、「迷惑している」「学校を描かないでほしい」と注文をつけた。

 西原さんは翌12月、毎日新聞社の担当者と同小学校に出向き、校長らに「保護者だからといって、編集者を通さず作者を直接呼びつけるのは非常識だ」と抗議。校長らは「学校に落ち度はない」と主張したという。

 西原さんは、父母の一部から「学校とトラブルを起こすならPTA活動に参加しないでほしい」と告げられたのを機に、今年6、7月、弁護士を通じて市側に「作品はあくまでフィクション」「公権力による表現の自由の侵害ではないか」などの文書を送った。これに対し、市側は、「他の児童や保護者への配慮をお願いした」「作品中に『武蔵野市』の固有名詞もあり、児童の人権に教育的配慮を求めることは当然」などと、8月までに2回、文書で回答した。


最初にこれ関連の記事を見て思ったのは、高校生時代に学校を相手取って訴訟を起こした過去のあるサイバラのこと、学校相手のバトルでは一歩も引くまい…と思ったのだが、公式サイトコメントを見ると、そんな予想とは全然違うことになっていた。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 10:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画

2005年08月21日

池上先生がステキな件漫画

とろとろですとろん:池上先生の大人の対応

各所で話題になっていたのだが、時同じくしてイドさんとバードチーフさんから情報提供メールをいただいたので、私もエントリーを書いてみたっす。

文中で、
「ボクはギャグをうまく処理できないというか、そういうのが苦手で」
とおっしゃっている池上先生。確かにそういう面はあると思うが、その気はないのに醸し出してしまうおかしみに関してはなかなかどうして。特に「クライングフリーマン」の伝説的シーンの数々を思うと。(特に小池センセとタッグを組んだ時に醸しがちだと思う)

いやーしかしこの包容力、さすが看板屋・貸本作家時代に下積みが長かった方は人間の出来が違うよなあ。
posted by 大道寺零(管理人) at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(1) | 漫画

2005年07月15日

クロマティまだ怒る漫画

クロマティさん、映画差し止め仮処分取り下げ 提訴検討 (朝日新聞) - goo ニュース


結局、「登場人物や団体名は実在のものとは無関係」というテロップを流す事で合意に至ったらしい。
差し止め申請の一件がなくても当然流してたんじゃないかと思うんだが…
海外に「クロマティ高校(つづりは違うが)」実在するし。

多くの人が「話題づくりのためのマッチポンプで、テキトーに手打ちするんじゃないか」と言っていたが、現時点ではまだまだお怒りのようで

クロマティさんの代理人の弁護士は「今回の合意は名前が使われることを許諾したものではない」としており、近く、配給会社と原作の漫画を雑誌で連載している講談社を相手に損害賠償請求訴訟を起こす方針。講談社に対しては連載差し止めも求めるという。


とのこと。
それにしても、この映画が、橋本を見れる最後の映像となってしまったのね…
posted by 大道寺零(管理人) at 19:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年07月11日

ComicBaton漫画

NAPORINさんからお受けしたComicBaton。
お答えが遅くなってしまい大変申し訳ございません。

# Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
ある意味一番しんどい質問だったかも。
棚一つに二段に入れて50〜60冊ぐらい。
マンガ入りの書棚の数を数えるとおよそ45段なので、単純に掛け算して2200冊くらい?かな。
とても正確な冊数を数える気力がない;
実家にもいろいろ200冊くらい置いてある(ドカベンだのスケバン刑事だの)。
これでも結婚する時にけっこう処分したのだが。

# Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
基本的にあまり雑誌チェックはしてないっす。続き物も単行本で読んでます。

・「Moonlight Mile」 太田垣康夫
 最近ツライ展開が続いているので、読むのが精神的にきついのだが…内容と画面の濃さは凄み溢れる。単行本でまとめて楽しむので、「あえて雑誌はガマン!」と思わせる作品。

・「花引き」 小池一夫・ふんわり
 飛距離のでかい小池マンガの中でも、キチガイ度がハンパでないマンガ。
 絵師に画力はともかく迫力が欠けているのが残念だが、その欠けている分を話のメチャクチャ具合で補填しており、結果誰にも止められない状態に。世界唯一の「えいこーらマンガ」。

・「ゲッターロボ」シリーズ 石川賢
 「アーク」の続きがいつか描かれるはずと信じているから、あえて「今」に分類した。私の中では「ゴウ」以降はちょっと…なのだけど、ゲッターシリーズはやっぱり不滅。何回読んでもこれが「てんとう虫コミックス」第一期生だったという事実は驚異的だ。
 登場時のリョウとハヤト、そして敷島博士にグッとくるかどうかが、「石川賢リトマス試験紙」だと思う。なんてニッチな試験紙。

・上野顕太郎のマンガ
 「帽子男」シリーズが代表作だが、とにかくなかなか見かけないんだよなあ〜…次に作品集がまとまるのはいつの日か。

・「鬼堂龍太郎・その一生」 田中圭一
 主人公より、春川専務とかロベスピエール大越先生などのキャラがいい味出しすぎ。

「誰も寝てはならぬ」 サラ・イネス
最初はラブストーリー成分が前面に打ち出されていて今ひとつパワー不足かなと思ったが、それぞれのキャラクターの味が出てきてからイネス節が力強くなってきた。セリフやナレーション(というよりはツッコミ)の文字が手書きでなく写植になってしまったのが残念(以前は総手書きで、あの文字がよかったのだが)。
キャラとしてはマキオちゃんとかヤーマダ君とか、要するに恋愛パートに絡まなさそうな人々が好きだなあ。

# The last comic I bought (最後に買った漫画)

・「続・新ワイルド7」 望月三起也
・「無限の住人」18 沙村弘明

 惰性で購入。主人公の卍さんが中表紙にしか登場せず。もはや神山なみの存在感に。
・「ワンナウツ」14 甲斐谷忍
・「鉄腕バーディー」9 ゆうきまさみ
・「炎の筆魂 三之拳」 島本和彦


# Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

・「人造人間キカイダー」 石ノ森章太郎
 「009」と迷ったのだが…「見事に完結している」という完成度でこちらを。コウモリ男のエピソードが好きだったなあ…
 小学校の時に買った朝日ソノラマの愛蔵版で所有しているのだが、愛読しすぎて崩壊しはじめている。ヤバイ。
 石ノ森の「境界で悩めるナイーブヒーロー」の真骨頂であり、ファーストシーンからリンクするラストシーンは絶品すぎ。アシ絵が目立つのが残念だが、作画に関しては「石森プロ」作品と割り切るのが吉なのかな。

・「デビルマン」 永井豪
 これと「けっこう仮面」の2作で、今後どんな駄作をタレ流し続けようとも、永井豪はマンガ家としての使命を十分に果たしたと思う。本屋で立ち読みし、ラストの巻でショックと感動で動けなくなるという初めての体験に出会った。

・「電波オデッセイ」 永野のりこ
 もしも思春期にこの作品と出会っていたら、私の人生どうなっていたのだろう、と思わせる傑作。心が痛むシーンが多く、精神状態や個人的体験次第ではかなり鬱になっちゃったりする(鬱状態だと、ヒーリングよりも中盤の展開で受けるダメージのほうがでかかったり)のだが…すげこまのような超科学が出てこない分、キャラも読者自身も、永野のり子のテーマである「みんな以外の自分」と真正面から向き合わされてしまうのだ。
 「すげこま」を愛読していた方は、甲ちゃん再登場にグッと来るものがあるのでは。

・「極道兵器」 石川賢
 骨の髄から痺れるような石川賢グルーブをしゃぶり尽くすならこの作品だろう。主人公の物騒さ、加減を知らない人体改造、独りよがりな義理人情の暴走、むやみな銃火器、「そんなセリフ言わせちゃうか〜?そしてやっちゃうか〜?いいの?私はいいけど!」な物騒で不謹慎発言の連発。石川賢の魅力の全てが凝縮している。誰かに石川賢を勧めるならコレを選ぶだろう。入門にして真髄。

「超感覚ANALマン」 安永航一郎
 安永航一郎の商業誌作品では誰もが認めるK点越え過ぎの作品。
 全体を見ると「頑丈人間スパルタカス」の方が好きかも知れないが、なにしろ1巻以降がいまだに出ていないので比較しようもない。
 2巻発売のめどは一向に立っていないようだが、いつかはと信じて待ち続けている。
 そういう意味もあって思い入れが強い一作。

# Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
・ふらここさん(mixi)
・関ステレ夫さん
・1031さん
・にぼしのすけさん(mixi?)
・ひげ蔵さん(mixi)

バトン企画には色々賛否両論があって、お好きな方もそうでない方もいらっしゃると思いますので、お好きでない方はスルーなさってくださいませ。もし乗っかってくださるという方はよろしくお願いします。
posted by 大道寺零(管理人) at 12:56 | Comment(5) | TrackBack(1) | 漫画

2005年06月30日

目を離したスキに漫画

昨日の「ストレッチマン」「トンデモスナイパー」「とにかく見てるほうが恥ずかしい自称カンフー踊り」にあまりにもヤられてしまい、引き続き「新條まゆ」について検索してみる。
少女漫画情報館」あたりを読んでいるうちに、少女漫画板で話題になっている作家や作品の事が段々分かってきた。
何しろ、ここのところ「少女漫画」といっても、山岸涼子を買い集めたり、有吉京子の文庫化になったものを買ったくらいで、雑誌の状況が(「少コミ」がどエラいことになっている、レディコミをすっ飛ばしたスケベ内容の作品が、低年齢層に受け入れられている、という漠然とした事だけで)ほとんど分かっていなかったのだが、この作家を中心に
・レイプ・拉致られ
・天然もしくは文字通り人形みたいな都合のいい女+鬼畜男
・男も女も言動があまりにも電波、脳味噌は20gしかないと思える低脳さ
・いともやすやすと調教される女
・出てくる男は皆主人公に惚れて、逆ハーレムを形成できる

という、「頭悪くて鬼畜」で「どこのメーカーさんのエロゲですか?」と聞いたならエロゲクリエイターに失礼としか言いようのない作品が猛威を振るっているらしい。青カン駅弁3P4P何でもアリ。
少年誌・青年誌が何回か規制を受けて、「エイケン」や「オヤマ!菊の助」ですら乳首を隠したり消されたりしていた間に、少女漫画はスイスイとものすごく遠く高くDive in the skyしていたのだなあ。

というわけでちょっと検索すると、

「お股パカーン」

という言葉とこの作家が切っても切れない関係にあるということが分かってきた。
ので、「お股パカーン」で検索すると、ほどなく「快感フレーズ」「覇王愛人(スナイパーと怪ダンスはこの作品)」のレビューを載せているページを発見……って、誰かと思ったら西洋スーツの名無しさんのサイト「日々是口実 天からカジメ!」だったのか!ごぶさたしてすみません(ここで書いても…)
西洋スーツさんの文章と突っ込みが絶妙なので、未読の方は是非。
特に「覇王愛人」の最後のコマがものすごいことになっとります。
元ネタの放射能があまりに強いので、まとめて読むと健康に被害を与える恐れがあるので注意。

<わかったこと>
・あの脳が気の毒なスナイパーは、「世界一の暗殺者」というふれこみで登場したらしいよ。

そして、名前とセットで親しまれている「お股パカーン」の絵はこちらのページで。
しかし1巻でいきなりこの体勢。
「まぼろしパンティ」だって、そんな状況を披露してくれたのは最終話だと言うのに…
私はもう完全に浦島太郎…
内容はといえば、男も女も、腱が伸びきっているんじゃないかとすら思えるお股蝶番のとんでもない緩さがもうね。
「少女コミック」が「少コミ」ではなく「性コミ」と言われる理由がよくわかる。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 23:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画

2005年06月29日

学校存続の危機漫画

クロマティさん、「魁!!クロマティ高校」差し止め申請 (朝日新聞) - goo ニュース

 今夏公開予定の映画「魁(さきがけ)!!クロマティ高校THE☆MOVIE」について、元プロ野球巨人のウォーレン・クロマティさん(51)が29日、「氏名を無断で使われ、パブリシティー権(著名人がネームバリューの経済的価値を独占的に使う権利)を侵害された」として、公開差し止めの仮処分を東京地裁に申し立てた。

 申立書でクロマティさんは「名前を使う許諾を与えたことはない」としたうえで、「クロマティ高校の生徒たちは授業にほとんど出席せず、他校の生徒との抗争に明け暮れるなど素行の悪い学生として描かれている」と指摘。「そのような作品に名前が使われていることに極めて強い憤りを感じた」としている。

 映画の原作となったのは、野中英次さんの人気漫画「魁!!クロマティ高校」。講談社の雑誌「週刊少年マガジン」で連載中。架空の「都立クロマティ高校」に通う高校生の日常を描くギャグ漫画で、ほかにも「バース高校」や「デストラーデ高校」など、日本で活躍したプロ野球選手の名前をつけた高校が出てくる。

連載から何年も経った今になってこういう反応をされるということは、「映画化がアダになってしまった」と言わざるを得ないんだろうなあ。確かに出るとこ出られてしまったら、「クロ高」側に不利な材料ばかり。(今の若い読者は「クロマティ」も「バース」も、まして「シピン」あたりの名前も、実在の野球選手だったことも知るまいし、イメージが傷つけられようもないとは思う。その名前を知る世代は逆に、このマンガのタイトルのおかげでクロマティの記憶の風化が防止されていると言えなくもないのだが。)
そもそもこのマンガ、「名前を勝手に使った」ってことで怒られるのであれば、野球関係は勿論、中沢新一やら竹之内豊とか瀬戸内寂聴とか、もしくはKISSあたりからいつお叱りを受けてもおかしくない状況(無問題なのは、野中英次をサポートした編集者・林田さんそのまんま林田くんくらいじゃなかろうか。)ではあるのだが、
・内容があまりにバカバカしすぎるので相手する気が起きない
・名前とキャラにほとんど関連がない
というような点でお目こぼしされてきた節が多分にあると思う。

「授業にほとんど出席せず、他校の生徒との抗争に明け暮れるなど素行の悪い学生」ばかりの学校に自分の名前が許諾なく使われて不快…か…確かにごもっともなのだが…
「授業」、どころか「教職員」の存在の有無すらハッキリせず、「抗争」といっても、宇宙人やゴリラや乗り物酔いやハチミツボーイのうちにうやむやになるばかりのものだけど…
あ、今気付いたが、この学校は「底辺校」という設定の割には、「出席率」は高いなあ。
出席が取られているかどうかは別として。
今回の差し止め要求は、映画に関するもののようだが、

 代理人の乾裕介弁護士は「今後、原作の漫画についても、連載の中止を求めるなどの対応を考えている」と話している。


ともあるので、結果次第では漫画の連載(流通も?)も危ぶまれそうで気になる。

むしろ作品自体よりも、「作品、というよりむしろ漫画自体へのパッションの著しい欠如」で知られるのなーが、この一件でメンドくさくなり、連載どころか漫画家生活そのものに嫌気がさして、全部放り投げてどっかに行っちゃいそうなのが不安だ。もうそれこそ今にも。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 23:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画

ストレッチマン漫画

朝っぱらから転げまわって笑ったネタ。
徳田隆宏!!」(「ワラタ2ッキ」より)

コメント欄を読んでいくと、コラ説があるのだが(まあそうあって欲しい絵ではある)、それにしても

*擬音が「バーン」でも「パーン」でもなく「ハ`−ン」
*腕がコラだろうとそうでなかろうと、ドア・カベ・書棚の厚みが初代リカちゃんハウスなみに薄い。ベニヤか。
*ドアを閉めても、なお人一人出入りできる程度の大きな空間が残る。

など、一コマにツッコミどころを詰め込みすぎ。

このモト漫画は、「少コミが現在のエロ本路線に至るうえで大きな役割を果たした」という新條まゆ(「快感フレーズ」の名前だけは知ってた)の「ザクロの実を暴いて」という作品だそうな。
ちょっと調べてみるだけで、この人が「トンデモストーリーと、それをしのぐ超画力」で伝説的な存在である事がわかった。

上のストレッチパワー画像に輪をかけて爆笑したのが、

斬新すぎる射撃姿勢のスナイパーとそのアサルトライフル(「レディコミ激ワロスwwwwwww」ニュー速VIPブログより)

なんじゃこの電動ガンボーイは。昔のゲーセンにあったガンシューティングゲームみたいなサイトマークは。
少女漫画で車や銃火器がメチャクチャな描き方をされる(一生懸命書き込むあまりに、玩具メーカーのロゴとか、実銃にはないバリとかまで入れちゃったりするのはまだ良いほう)たびに、やれ「女はバカ」「女の画力・取材力じゃこんなもん」みたいな言われ方をしてorzな思いをしていたのだが、もうそういう次元の問題ではない。
編集部の人、誰もこのおかしさに気付かなかったのか…

他にも、↑と同作品から
「作者の脳内ではカッコイイ拳法シーンらしい『ふしぎなおどり』」
MP
がすいとられた!

(よく「暗黒舞踏」と呼ばれているようだが、舞踏やってる人に失礼なのであえてその表現を避けてみました)
など、伝説的な絵が目白押しだそうな。
なんだかなー。
posted by 大道寺零(管理人) at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年06月27日

炎の筆魂 参之拳漫画

1・2に収録されなかった短編・中篇集。
何かとダブりがありそうかな…と思いつつ購入したのだが、意外なことにほとんどが初見だった。よかったよかった。
1987〜89年頃に発表された作品群がメインなのだが、あとがきで島本先生が文字通り穴に入ったりしながら

調子わるい時は ちゃんと調子のわるいものを次々と描いているな!すがすがしいほどに!俺は!


と力強く叫んでいる通り(そんなコメントでもきっちりと無用に力強いのが島本イズムなのだ)、ちょいと微妙な作品も多い。はっきりいうと、「傑作選」と言い切るには少し弱い感じ。レアなものが多い&単行本発収録の作品も多いのでファン的にはマストバイではあるのだが。
とは言いつつも、私としては島本和彦傑作ベスト3に入れたいマスターピース「マグマ大使 地上最大のロケット人間の巻(1999年 COMIC CUE vol.6に掲載)」が収録されている。島本ファンでこれを読んだ事がない方は確実に損してる、と言い切っちゃうくらい面白いので、未読の人はそれだけでも購入価値があるだろう。

*「一番星のジャッカル」
単独単行本になった「流れ星ジャッカル」のパイロット版?3回の集中連載だったようだ。
ちまっとした作品ではあるが、意外に「流れ星」よりもテンポ良く読めた。
2つを読み比べると、島本和彦の描く女性の体型のものすごい変化が印象に残る。

(初期:ゆかりちゃんに代表されるナイチチ・隙間フトモモスレンダー(松本伊代系))
   ↓<おそらくこの間に森高千里とかを経由>
(その後:メリハリ美乳(時に巨乳も))

*「ファイナルワン」
原作が史村翔。
主人公が腕利きのパイロット。
ジャンボを自由自在に操り、名前が「ダテ」
脇役のアメリカ人が「ミック(もう「ミッキー」って言っちゃえよ)。」
というわけで、なんか明らかに他の大御所先生(「し」の付く人)が描くはずだったんじゃないか?なんてことを失礼にも思ってしまったり…

つまりは伊達さんが「ALICE12」を短編でやりました、という内容。ゆえに可もなく不可もない読後感だが、上記発言から「『マグマ大使』と『ファイナルワン』は別として…」と除外しているので、先生的には思い入れのある作品のようだ。事実、各方面にリスペクトしつつ丁寧に描いたという誠実さは伝わってくる。

*「マグマ大使」
「ジェッターマルスも入ります!」は何回読んでも痺れるね!
そしてサンダーマスク。もー好きにして。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

続・新ワイルド7漫画

ぶんか社の新ワイルド文庫シリーズもこれで最後。エピソード3つ入ってるのでかなり厚い。

クロスがちょこっとだけ登場するのだが、顔つきが変わりすぎてて別人。
もっとはっきり言うと、どこからどう見ても故・八百そのもの。
そんな感じで、望月先生のおおらかさが炸裂。新ワイルドメンバーに対するかなりの「どーでもよさ」が見て取れる次第。

「魔都ベガスを撃て」では、メンバーのほとんどが現地(アメリカ)調達ということで、さらにどーでもよさげなキャラクターが登場して、レミングスのごとくにバタバタ死んでいくのだが、「ラスベガスで飛場ちゃん大暴れ」というアクションの楽しさ、いつもに輪をかけた派手さがやっぱり楽しいんだよなあ。
「どうでしょう」を見て以来、「巨大アミューズメントホテル群のショーは見てみたいなあ」という思いがあるのだが、それがいっそうそそられる。ベガスのあちこちで取材したというのが活かされていると感じた。
なんだかんだ言いつつも、この復刊のおかげで楽しい数ヶ月間だった。
今まで入手しづらかった「新・ワイルド」を通しで読めて満足しているので、これ以上(中途半端なものでなければ別だが)続編とかもなくていいかな、という気がしている。
同時に、「新」を読み通してみて、「やっぱり元祖メンバーは魅力的(もちろんユキまで含めて)だったなあ」という感を強くしたのも事実。
だからといって、キャラの死やストーリーを全てリセットして「マッドブル2000(ダイザブローもペリンも生きていて、パラレルワールド的な作品なのだが、話がメチャクチャな上に、ダイザブローハヘタレでペリンがただのバカ女orz)」みたいなものを作ったりは、間違ってもしないでほしいっす。
posted by 大道寺零(管理人) at 00:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年06月24日

ゲッターロボ全書漫画

昨日セブンアンドワイから無事届いた「ゲッターロボ全書」(双葉社)。mixiのゲッターコミュニティで早くから話題に上っていたので、チェックする事が出来た。

これまで、ゲッターロボのデータブックとしては、岩佐陽一の「ゲッターロボ大全」「ゲッターロボ大全G」の内容がディープかつ総合的で愛用していた。ただし、「ゲッターロボ大全G」は1999年の発行で、OVA「真(チェンジ!)ゲッターロボ(略称:チェンゲ)」の最終巻がまだリリースされていない時期の発行。なので、フォローが「アニメ『號』」全話と「チェンゲ」6巻までのダイジェストまでとなっており、「VSネオゲッター」「アーク」「新ゲッター」と、その後発表された作品を含めたゲッター本がそろそろ欲しいところだった。

この「全書」の内容は、前半は原作〜アニメ「號」と、「大全」と共通する部分だが、後半はバッチリと「新ゲッター」全話まで網羅。また、単行本未収録の幼年誌・テレビ雑誌版のコミカライズ原稿やカラー原稿など、多少サイズは小さいが目新しい収録も多い。「サンデー」「キャプテン」連載時のハシラの賢ちゃんコメントまでも掲載されているのは、さすが不知火プロ(ダイナミックプロの関連会社)編集・構成だけのことはある。
玩具・グッズ・無版権グッズなどでは、ダイナミック狂(褒め言葉)で有名なふりーく北波さんのコレクションとコメントも拝む事が出来る。
特に無版権(という以前にカンペキな「モドキ」商品なのだが)長方形メンコのうち、「トマホークを振りかざして子供を襲っている(ようにしか見えない)ゲッター1」のイカレ加減は必見。

個人的には、PSのゲーム「ゲッターロボ大決戦!」にも設定資料付きで6P割かれていることが嬉しい。あのゲームのOPとキャラグラフィック(主人公♀はちょいと…だったが)は実によく出来ていた。それゆえに、ゲーム中の3D画像のカクカクさと、キャラクターボイスが残念だったのだけど…
せめて主役3人は、せめて「真」のキャストでやって欲しかったっす。

難点はやっぱり価格。本体3200円はイタかった…
おそらく、色々と版権をクリアーしたりする費用がかかってるのだろうけども…
総ページは350p。ついつい「大全」「大全G」が250pくらいで\1200だったというのと比べてしまう。
この価格なら、「版型を大きくするorカラーページを増やす」のどちらかであってほしかったかな。
でもまあ、内容的には濃厚なので満足。
「ヒドラーが鬼に改造される前は冴えないサラリーマンだった」なんて新事実を読めるのはこの本だけ。要ルーペだけど。
posted by 大道寺零(管理人) at 10:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画

2005年06月20日

新ワイルド7(文庫版)漫画

今回配本の7・8巻で「新」の分は完結。
次回、「続・新」のほうが同規格で発売され、これまでムックでしか発売されていない「魔都ベガスを撃て」が単行本発収録。このムック、たまたまコンビニでふらっと買って持っていて、「オークションでけっこう高値がついている」と聞いてびっくりしたこともあった。
ぶんか社は時々復刊関係でこういういいお仕事をしてくれるのがいいなあ。
くどいようだが、ホント、徳間の文庫とはえらい違い。

この2冊をまとめて読むと、とにかく水戸っぽが連続して大ケガをしている。
しかも、治りかかって杖とかついているあたりで、また別件でケガをする。
というわけで、2冊通して読んだ一番大きい印象が「水戸っぽカワイソス」。
その上、「エンゼルと結婚してワイルドを脱退したい」とか草波さんに言い出すので、「こら誰が見ても死亡フラグだろ!」と、飛場ちゃん(少なくとも完結までは死なないであろう)よりも、水戸っぽ(新のメンバーは、思い入れとか抱く以前にコロコロ死んでガンガン入れ替わる)の生命にハラハラドキドキだった。

ところで、「音楽関係にメチャンコ(原文ママ)強い」というのが売りのメンバーが一名いたのだが、結局その能力が何にも生かされないまま終わった。何のためのキャラだったんだろう?
というかそもそも、このメンバー、本名も不明なばかりか、ニックネームすらないんだが…
きっと望月先生の中で、相当どうでもいい位置だったんだね…
途中、死んだと思わせる描写もあったが、最後の最後で登場するので、一応生きてはいたらしい。
この作品に関わらず、望月先生は「伏線途中で放り投げ(もしくは忘却)」が多いので、些細な事なのだが。むしろ、ピンピンのテンションの部分と、「どーでもよさげ」な部分の同居が味だったりもするのだが。

巻末に、元・望月先生のアシスタント→タツノコプロ→独立して漫画家になったという某氏からの提供デザインイラスト(飛場ちゃんのバイク)が付いているのだが、この某氏というのが秋山治氏。バイクとか銃とかプラモに対する両さんのこだわりって、もしかしなくても望月先生のソレと一致しているのだろう。さしずめ本田さんは、「バイクの上でだけワイルドメンバー」かな。
今の画風からは望月先生とつながるイメージはほとんどないが、所期の戦記ものとか思い出すと、なんとなく雰囲気は残っているかもしれない。
posted by 大道寺零(管理人) at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

コミック乱TWINS7月号漫画

石川賢の「武蔵伝」読みたさに購入を続けている。
今月号は、セブンイレブン限定の「梅安&義経納涼絵はがき」が付録に。表をよく見ると、「80円切手をお貼りください」。ハガキなのに80円?厚さやサイズの問題だろうか。

*「武蔵伝」
ようやくチャンバラ展開に。燃える。
武蔵すし詰め状態の部屋で、平然とメシを食ってる伊織くんにちょっと萌え。

*「梅安」
今月も同じ顔のキャラがいるよ!と一瞬思ったが、先月出てきた小杉さんが再登場しただけだった。ああよかった。

*「伊庭征西日記」
今回は線が荒れ気味だなあ…と読んでたら、辻斬りされた人間の目ん玉やら内臓やらだけ妙に律儀に力の入った描写。
他の作品でも思ったが、森田先生は臓物関係にリキ入れすぎ。
以前ラーメン屋で注文待ちしながらこの人のマンガ読んでたら、切り刻まれて惨殺された女の子fがぶちまけまくりで死んでる大ゴマ(1P丸々)があまりにリアルで、あまつさえ麺類を食う直前だったのでかなりのダメージを受けたことがあった。そんなことを思い出した。

*「黒田三十六計」
隔月連載なのだが、これが載ってる時も載ってない時も本紙価格が変わらないのが納得いかない…平田ザグレート。

*竜馬マンガ
いやほんとに、誰か何とかしてください…アレ…
posted by 大道寺零(管理人) at 16:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画

2005年06月11日

葬列のできる球団事務所漫画

誰が何を思ったかよくわからんのだが、ともかくテレビ朝日で8月から「アストロ球団」のドラマが放送されるんである。
テレ朝の野球中継で、OPとかリプレイ時に「アストロ球団」のショートアニメ(しかもIG製作ときたもんだ)が流れるのもその関連なのだろう。「唐突過ぎる」「いいからベンチとか試合状況を見せろ」「とにかく暑苦しい」など、プロ野球板ではおおむね不評のようだが。

追記:
調べてみたらむしろ逆で、
「テレ朝では、今季のプロ野球放送の演出の目玉として「アストロ球団」のアニメを使用。同漫画がアニメ映像化されたのは初めてで、視聴者から「まさかアストロ?」の問い合わせが殺到。その反響の大きさから実写ドラマ化を決定した。」
という経緯だったらしい。

(「アストロ球団」がどんな物語でどんな試合(むしろ「死合い」)を繰り広げたか知りたい方には、「ノーセーブノークリアー」のアストロ球団コンテンツが激しくオススメ。)
ともあれ、放送開始に向けて、公式サイトの内容が続々整備されているようだ。

原作者・作画者の先生方のコメントも載っているのだが、原作の遠藤先生のがなかなかすごい。

(アストロ球団が書かれた時代は、)野球も巨人がやたらと強くて、野球自体がつまらなくなってしまって、巨人ファンなんだけど「アンチ巨人」という人たちが出てきたような時代――「四無主義」と言われて、オイルショック・不景気、なんだか何をやってもダメだ、先が見えない、という空気があった。そこへ「アストロ球団」が登場し、バカみたいに「一試合完全燃焼」を謳って、先は見えないけど誰かに期待してはダメで、期待できるのは自分だけ、奮起すればおのずと道は拓ける、とやって、共感を呼んだんだと思うね。

「完全燃焼」…確かにそうですが、燃やしたのは命の炎というか、燃え尽きちゃったキャラ多数と言うか、もっと言えば、試合内容以上に燃えた遺体が多かったような…
「奮起すれば」…憤死した方々(勿論「突っ込んだが塁までたどり着けなかった」という尾言う意味ではない)もいらっしゃったような…

とにかく、「やればできる」、そういう昔ながらの哲学が「アストロ」の世界なんだから、「やるしかない!」ってことを言いたいね(笑)。

「やればできる」…えっと…「人間ナイアガラ」くらいなら…なんとかできそうかな…
人間ナイアガラ(あとは勇気と人数だけだ!)

60年代後半〜70年代というのは、確かに巨人V9時代であまりにも強すぎ、実際のプロ野球シーンは遠藤先生の言うとおりに面白みに欠けたかもしれないが、野球漫画の世界はかなり発狂した怪作が目白押し。
「アストロ球団」を筆頭に、「侍ジャイアンツ」、「アパッチ野球軍(たまにゃサードに逆送するが)」、またアストロ同様に盲目選手(しかもキャッチャー)が登場、しかも隻腕スラッガー、直球しか投げない主人公などが登場する「男どアホウ甲子園」。これなんかは、原作者がまともに野球のルールを知らないというこれまた別の意味でのどアホウっぷりが炸裂
個人的には、小学生がジャイアンツに入団し活躍、時々王さんとかが宿題を見てあげたりする「リトル巨人くん」あたりもこの狂気の系譜上にあると思っている。
今、これらの巨魁と比べてしまうと、「主人公甲子園のマウンドで、死球を受けて指が骨折していたのにムリして投げて指一本損失、その後代打屋としてプロで活躍」という「どぐされ球団」なんかは金魚のごとく大人しすぎるなあ。
posted by 大道寺零(管理人) at 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年06月09日

「20世紀少年」新刊にCDつきバージョン漫画

T・REX:人気コミック「20世紀少年」に復刻CD付録

 1300万部を突破した人気コミック「20世紀少年」(原作浦沢直樹、小学館)の最新19巻(30日発売)に、伝説のバンド「T・REX」の名曲「20thセンチュリー・ボーイ」の復刻CDが特別付録として付くことになった。CD付きのコミックは珍しく、人気漫画と伝説のアーティストの組み合わせだけに大きな話題になりそうだ。
(略)
 その最新19巻に特別付録として付くことになったのが、タイトルのモチーフにもなっているT・REXの代表曲「20thセンチュリー・ボーイ」のCD。この企画のためだけに、73年の発売当時のジャケットデザインで復刻したレア物。部数限定(数字は未定)で、税込み780円(通常版530円)で売られる。

 同曲は第1巻の最初に登場するなど、物語のカギとなっている。編集担当者は「曲を知らない人にもぜひ聴いてもらいたいと思っていた中、T・REXの秘蔵DVDの発売があると知り、この企画がまとまった」と説明。原作の浦沢氏はコミックの内容と同様、中学時代に校内放送で「20th…」を流したことがあり、思い入れは人一倍。今回の異色タッグにも「とても喜んでいる」という。


1巻の「ガーガガガー ガーガガッガー♪」のシーンですな。
私も常常、「20th century boy」を知ってる人とそうでない人は、あの場面のインパクトがまるで違うだろうなあと思っていたので、なかなかいい企画ではないかと。
どうせなら1巻についていてもよかったかもしれない(まだその時点では部数的に読めなかったかな?)。
30代にとっても、T.REXはリアルタイムなバンドとはあまり言えない(マーク・ボランが77年に死亡しているので、物心ついた頃には既に「ロック史」上のバンドと人物だった)。とか偉そうに言ってる私も、きちんとCDを買って聞いたのは、筋肉少女帯の「電波ブギ」がきっかけ(「マーク・ボランのゆーことにゃ〜」という歌詞がある。曲もいかにもそれっぽいブギー。)だった。お恥ずかしい。
T.REXのベスト盤は一つ持っているのだが、ジャケット復刻と言われるとちょっと欲しくなってきたかも…
posted by 大道寺零(管理人) at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年05月21日

キートン先生ががが漫画

人気マンガ「MASTERキートン」が絶版に至った理由Narinari.com

絶版になっていたとは知らなかったが、こんな理由だとは想像できなかった。

・「MASTERキートン」連載当時、浦沢直樹氏は「YAWARA!」を並行連載していたため、編集部判断で勝鹿北星(菅伸吉)氏が原作者として付けられた。
・ただ、現実には勝鹿北星氏が話を作る機会はほとんど無く、主に浦沢直樹氏と長崎尚志氏が話を考えていた。
・そのため、浦沢直樹氏が「作家としてクレジットが載るのはおかしいから、名前をもう少し小さくして欲しい」と申し入れ。その際、印税比率についても話し合い、今後の増刷分に関しては勝鹿北星氏のクレジットを小さく印刷することで両者が合意。


しかしその後、

勝鹿北星氏と共に「ゴルゴ13」の原作を書き、古くからの「盟友」であった「美味しんぼ」の雁屋哲氏が「『勝鹿北星』の名前が小さくなることは断じて許せない」と小学館に強く抗議したため、小学館が増刷に踏み切れないというなりよ。本来ならば、そんな抗議があったとしても小学館と勝鹿北星氏の間で合意に至っていれば何の問題も無さそうなりが、残念ながら勝鹿北星氏は昨年12月に他界。当事者が亡くなられたことで、事態は小学館と雁屋哲氏との調整という、変な方向へと話が進んでしまっているなりね。


うへー。
ここ数年「美味しんぼ」などの仕事の内容もウザウザな話ばかりだと思っていたら、本人はそれに輪をかけて迷惑を撒き散らしていたんかい。
当初のクレジットや印税配分について当事者間で納得ずくだったのなら、第三者の出る幕ではないと思うのだが。「原作者の地位向上のために」とか考えてるのかもしれないが、今みたいなお粗末な話しか書けない作家にどうこう言われてもなあ〜。

ところで勝鹿北星氏の正体については、「工藤かずや説」があって、わたしはこっちに信憑性を感じていたのだけど全然違っていたのですな(工藤かずや氏もかつて「ゴルゴ13」のプロットに関わっていたりした)。

勝鹿北星=菅新吉氏について(はてなより)

「きむらはじめ」という筆名も使っていて、そちらは益田喜頓の本名に由来しているとのこと。
キートンと喜頓のどちらにより傾倒なさっていたかは私は存じ上げないのだが、本当に好きだったんだろうなあ。
posted by 大道寺零(管理人) at 07:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年05月17日

2005年6月号の「コミック乱 TWINS」漫画

購入。

石川賢の「武蔵伝
・武蔵さらに増える。
・スパイダー武蔵の正体、予想をはるか斜め上に裏切る。
いやホントびっくりした。
・ココに画像を載せるのは勿体無いので、ぜひコンビニ店頭などでお確かめください。

今月号の最大の見所は、この雑誌のメイン(真打は「黒田・三十六計」だと思っているが、毎月連載ではないのでそーゆーことにしておく)である、さいとう・たかをの「仕掛人 藤枝梅安」。

今回は、梅安先生の旧友で、一度仕掛の仕事をともにしたこともある剣の達人・小杉さんというキャラが登場する。頭にバカがつくくらい律儀でいい人、剣の腕も立つというキャラなのだが、この人の見た目が、先月出てきた悪役の田島という男にソックリなのだ。
あまりにソックリなので、最初誌面をパラパラとめくった時は「田島が実は生きていたとか、そういう展開なのか?でもキッチリ梅安先生に殺されてたし…」と戸惑うほど。
baian.gif
両者をよくよく見てみると、片やいいひと、かたや血に飢えた殺人鬼なので、表情のつけ方などが違うのだが、月代を剃っていない髪型や「さいとうチックな下まつげ」、V字っぽい口元などやはり似ている。
現代もの(髪型・髪の色で描き分けできる)と違い、髪型が限定されるので、時代劇コミックというのは描き手にとってはなかなかに大変なものなのだろうとは思う。
思うが、見た目の似たキャラを出すなら、せめて1ヶ月くらいは間を置いたほうがよかったんじゃないだろうか、さいとう先生…

<その他>
今回は「百人遊女」がなかなかよかった(決してエロかったからではない)。
この人の絵を見ていると、「女の顔が垢抜けるかどうかは眉毛次第」ということをつくづく実感させられる。とか言いながら自分は毎度ボーボーなのだが…

できれば、あの「左手で5分で描いた」みたいな竜馬マンガのページ分だけ銭返してください…
posted by 大道寺零(管理人) at 11:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年05月06日

PALM(パーム)漫画

実に久々の「PALM」シリーズ新刊、「午前の光(1)」(通算27巻目)を購入したはいいが、あまりにも久々すぎて、前の話のラストなどをほとんど忘れてしまっていた。で、前シリーズ「愛でなく」を引っ張り出して読み返してたら半日過ぎてしまった。長いんだまたこのシリーズが。

作者が「伸たまき」から「獸木野生」に改名したという事を知ったのは去年のことだった。
この人がパリンパリンのエコロジストだということは、「愛でなく」を1冊…どころか数ページ読めば一目瞭然なのだが、あまりにもモロにエコエコな文字、しかもハッキリ言って「同人とかやりはじめた中学生」のようなイタさも孕んでいて、最初は違和感ありまくりだった。
真相は、作者の公式サイト「BIGCAT Studio」でも明かされていた。

(同サイト「改名のわけ」)
2000年6月21日をもちまして、今まで使用しておりました「伸たまき」というペンネームを「獸木野生(けものぎやせい)」と改名いたしました。

ご存知(かどうか)のように、旧ペンネームは20年ほど前に離婚した男性の名前の部分を拝借したもので、かなり早い時期から「死ぬまでには何としても変えなくては」と考えていたのですが、なにぶんひとつのシリーズを書いているためになかなかタイミングがつかめず、今に至ってしまいました。
PALMシリーズが長期休載に入り、新しい出版社での新シリーズ連載が決定したこの機会を逃せば、二度とチャンスは訪れないと考え、改名に踏み切っております。


とゆーことらしい。
いや、人様の事情にどうこういうつもりも権利もないけれど、「本屋で店員さんに伝えづらい著者名になっちゃった」ことと、「獸」という文字が旧字体なので、変換モードの切り替えがメンドくさくなっちゃったことは確かだ。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年04月25日

はぁとふる売国奴建設漫画

mixiにはけっこう有名人も参加してたりするのだが、田中圭一大先生もmixiやってたと初めて知る。
(あんまりmixiでいろいろやってないもので…)

*はあとふる売国奴建設*
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=299002
(mixiに登録してない方は見れません)

んで、貴重な日記などが読めるのだが(タイトルか本分のどちらかが下品な事が多いのでそれだけで満足だ)、4/22の日記のタイトル
鬼堂龍太郎のモデルはランバ・ラル
にはぶったまげたよ(本分には特にそれに関する記述無しだったが)…
そうかそうか、もう一度「ランバ・ラル」の面影を意識しながら読み返してみよう。また違った味わいが楽しめるかもしれない。

本当はmixiでなくて公式サイトがあればな〜と思うのだが、何しろサラリーマン稼業のほうもお忙しいだろうから、そこまで望むのは贅沢というものかも。
posted by 大道寺零(管理人) at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年04月21日

アイダダ アイダ漫画

仕事帰りにジャスコの本屋を覗いたが、田中圭一の「鬼堂龍太郎」がなくてションボリ。店員さんに聞くのがちょっと恥ずかしかったので、新刊予定を指差して「これ、入ってますか?」と聞く私のチキンさよ。
レジに持っていくのはかまわんが、店員さんに尋ねるとなると、何だろう、女一匹、夕方混んでるスーパーで男性店員相手にコンドーム差し出して買うと同程度くらいの恥ずかしさがありますな。
おかげでついこんなもん買っちゃったじゃないかよぅ。
というわけで、

hanabiki1.jpg「花引き ヴォルガ竹之丞伝」1 原作・小池一夫/作画・ふんわり
竹書房 近代麻雀コミックス

麻雀マンガというのは、確実に一ジャンルを築き、名作も珍品も生み出してきたわけだが、どうしても「すみっこジャンル」であるのは否めないと思う。特有の濃さ・男臭さ・裏通り臭さに加えて、「麻雀が分からないと、何が凄くて何が面白いのか伝わらない」という枠組みがどうしても伴うからだと思う。
小池御大、これまでも麻雀マンガをものしたことがないではないが、20年封印していた豪腕(阿佐田哲也や畑正憲らと凌ぎを削るほどの麻雀打ちだとは、寡聞にして前書きを読むまで知らなかった)を引っさげて殴りこんだ入魂の本作。
ハッキリ言って、珍品トンデモの多い麻雀マンガ史に残る大珍品である。と断言してしまおう。
とにかくこいつら、麻雀を打たない。
そう、打たずに「引く」。それのみでこの作品は成り立っているのだ。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 15:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画

2005年04月18日

圭一さんが望むなら私何を買ってもいいわ漫画

ということで、田中圭一作品チェック。

4/19 集英社BJコミックス「鬼堂龍太郎」1巻発売。

BJの公式サイトには作家ページもある。一時期漫画家専業になったのかと誤解していたんだが、今なおサラリーマン(しかも出世しとるよ!)兼業だったのね…

プロフィールページを見てみる。

「コンピューターソフトウェアの販売」ってのは、「特技」のカテゴリに入るものだったんですね、先生…
posted by 大道寺零(管理人) at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画
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