2008年08月17日

山形市旅籠町「ら〜麺 たまや」ラーメン

8/10

「パリ食堂」のmanabu1207さんが経営しているラーメン屋さん。
ぐるなびの店舗ページ

帰省中の昼、突発的に相方と二人で何か外食することになって行ってみた。
私は「たまやつけ麺」、相方は「たまやチャーシュー麺」大盛り。

サイトの写真を見ていただければ一目瞭然だが、かなりじっくりと煮込んだ白濁こってり系のスープ。安直な表現でアレなのだが、見た眼は天下一品系によく似ているが、あそこまでギトギトという感じではなくかなり和風のダシが効いていて食べやすくまとまっている。県内でも類を見ないタイプのスープだ。スープの上に浮かぶサンマ節の粉が魚系の存在感を主張している。
味のパンチは十二分に効いているのだが、見た目で連想するほどしつこかったり、ギットリはしていない。まろやかといった感じ。
麺はかなり太めのタイプで、スープがよく乗って美味しい。庄内的には大盛りの量が今一つではあるが、何しろ庄内の麺の量の基準が並はずれているのでこれはいたしかたない。

とにかく「手間暇かかってるんだろうな〜」と感心させられる。味玉やチャーシューも美味しかった。
食べながら、ディスプレイ類の中に必殺シリーズの主水フィギュアにご店主の趣味を見たり。
また寄らせてもらいますー。

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posted by 大道寺零(管理人) at 01:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2008年03月18日

麺家ほりラーメン

今や「ぷちラーメン激戦区」となった宮海で、無化調で頑張っているラーメン屋さん。

去年初めて行った時には、ラーメンとチャーシューメンのみのシンプルメニューで、無化調ならではの優しいお味が印象的だった。非常にまじめなラーメンで、醤油のストレートな味が前面に出ている感じ。入っている店舗はここ数年あまり長続きしていないのだが頑張ってほしいなあと思っていた。
味は少し無化調系ならではのパンチの足りなさを感じたものの、変な後味や口飽きもなく好印象だった。

メニューにワンタンメンが登場し、味付けや脂あるなしも選べるようになったと聞いて久しぶりに再び訪れてみた。

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posted by 大道寺零(管理人) at 17:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年11月24日

酒田市 居酒屋「帆」ラーメン

昼にラーメン・麺類などを出している居酒屋で、よく雑誌などでも取り上げられて多少気になってはいたのだけど、周辺に行くときに限って日曜日で、そんでこの店は日曜休業なもんでなかなかかみ合わなかった。
ようやく行ってみた。

私:チャーシューワンタン麺(醤油)
相方:チャーシューワンタン麺(塩味・大盛り)

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posted by 大道寺零(管理人) at 08:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年11月04日

よこはま軒酒田店(数回目)ラーメン

ふと見上げれば鳥海山頂の冠雪部分もだいぶ下まで降りてきて、「朝晩寒いわけだ」と実感する今日この頃。こんな日にはよこはま軒のこってり系ラーメンにニンニクと辛子味噌を入れてあったまるか!

…というわけで数回目の入店。
以前、バイトのダメさ加減に閉口したあとも、時々食べたくなって1回くらいかな?行っている。
で、今日も客のピークを過ぎた13:30くらいに入店し、カウンターに座った。


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posted by 大道寺零(管理人) at 17:59 | Comment(6) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年10月03日

先日、福の家(酒田市新井田町)にてラーメン

「坦々麺」をメニューに入れるのはいいけれど、味噌ラーメンに挽肉と辛味とゴマをちょいと入れた程度のブツだったりする店が増える昨今、相変わらずゴマゴマこってりしたちゃんとしたタンタン麺を出してくれる貴重な店なんだけれども。

店主一人で店を切り回していて、見たところアシスタント的なスタッフはいない模様。そのせいなのか?前から接客につっけんどんな所はあったのだけど、足を運ぶたびにそれが悪い方に向かっている気がする。

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posted by 大道寺零(管理人) at 13:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年08月22日

次ちゃんラーメン(鶴岡市)ラーメン

「佐藤紙器」という会社の敷地内にある、同社社長が経営しているラーメン屋。
チャーシューの大きさやこってり感には前から興味がある一方で、「社長の道楽」「独学」の店は当たれば大きいが地雷の確率も大きくなんだか二の足を踏み続けていたのだが、先日ついに行って来た。

紹介ページ

↑のサイトは情報が少々古いようで、その後メニューに追加された「次ちゃん風とんこつラーメン(850円)」をオーダー(チャーシューは200円追加の「スーパー」)。

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posted by 大道寺零(管理人) at 18:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年06月18日

「福の家」 冷やし坦々麺ラーメン

しっかりゴマゴマした坦々麺を食べさせてくれるのでたまに無性に食べたくなって行く店。

相方:黒ゴマみそ坦々麺(替え玉)
(※現在のメニューには替え玉について記載されなくなったが、頼むと出してくれる。相方が頼んだ替え玉には辛子味噌が少し付いてきて、こういうサービスは嬉しい。)

私 :冷やし坦々麺(白ゴマ)+辛さ3倍

麺のきゅっと締まった冷やし坦々麺が美味しかった!(普通盛りだったが量も多めに感じた)
冷やしだといつもより辛味をダイレクトに感じるのだろうか?いつもは3倍で丁度いい辛さがややきつめに感じた。次は2倍でいいかも。

とても美味しいので、できれば夏季限定でなく通年出して欲しいな〜。

店のMAPなど

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posted by 大道寺零(管理人) at 20:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年06月10日

ブレイク寸前ラーメン

これからブレイクしそうな「ご当地ラーメン」ランキング (goo ランキング)

山形県からは、内陸の「冷やしラーメン(冷たいラーメン)」が3位と意外な上位、また置賜の「赤湯ラーメン」が12位にランクインしている。
酒田ラーメンはランク外。
でもまあ、万人向けとは言いづらいラーメン(クセが強いのではなく、むしろ極シンプル・アッサリしすぎているので逆に最初からは万人受けしづらいし、持ち味が分かるまでに時間のかかるタイプだと思う)なので致し方ないところだろうか?
正直なところ、なにかのきっかけでブレイクしたとして、今以上に新月が混んじゃっても困るしなぁ…

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posted by 大道寺零(管理人) at 15:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年05月07日

酒田市東泉町「蓬莱亭」ラーメン

一昨年あたりにできた新しい店。蕎麦屋さん。

庄内の人の蕎麦の好みはけっこう上品だと思う。
いわゆる十割や、黒々として太くてワシワシ噛むタイプの田舎蕎麦を好む…というよりは、「そば粉の香りはプンとするけど、麺は細手でつるつる、どちらかといえばさらしな系が好き」という人の方が、私の周囲では多いような感じを受ける。
こちらに来てから何軒か蕎麦屋に行ってみたが、ガツンと挽きぐるみ系寄りの私の好みでは上品すぎたり、また量が少なめだと感じたり(酒田は、ラーメンの量は驚異的に多いのだが!)することが多く、あまり外では食べなくなった。

で、この店にも「あー、新しく出来たんだ」という程度の興味を持たなかった。
少し興味を持ったのは、いつの間にかこの店の前に「中華そば」というのぼりが立ち出してから。
失礼ながら、いつ通ってもあまり流行っている風ではないこの店。
「蕎麦が流行らなくて、酒田の人が好きな中華に走ったのかな」と思い、「安易に手を広げるのってどうかねえ」と、否定的な感じで見ていた。
それがいつのまにか、「餃子」というのぼりも立っていた。
餃子!
山形では、本来蕎麦とかうどんを扱っていた店がラーメンも始めて、それが成功してしまうことも少なくない一方、単なる器用貧乏で終わってしまう店も多い(母屋を取られて、注文のほとんどがラーメンで、しかもそれが絶品だったりする店も)。しかしなかなか餃子にまでは手を広げないものだ。
「餃子までねぇ…そんなにヤバいのだろうか。節操がないような感じもする。そもそもここって、肝心の蕎麦はどうなんだろうか?」
私はさらに「どうよ」と思ったが、相方はポジティブに興味をそそられたらしい。
「まあ一回入ってみようぜ」という話になり入店。
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posted by 大道寺零(管理人) at 02:55 | Comment(5) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年05月03日

旧松山町「四十番」ラーメン

松山方面に足を伸ばす時は、いつも「松山軒」オンリーだったのだが、あちこちで絶賛されている「四十番」の焼肉ラーメンも食べてみたくなり初挑戦(4/30)。

結論から言うと、色々あって、ひどく具合を悪くして帰途に着くことになった。
orz…コンナハズデハ…

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posted by 大道寺零(管理人) at 03:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2007年01月29日

「花鳥風月」ラーメン

移転した「新月」跡地にできた店。今回二回目。
開店当初、「新月のオヤジさんの息子が出した店だ」「いや別人だ」と地元ラーメン板ではちょっと話題になってたなあ。
公式サイト

この店のメニューの特色は、各種ラーメンはしょうゆ味の他に「ゆず塩」があること。
また、普通のワンタンの他に「えびワンタン」があること。の2点だろう。

前回食べたのは、ゆず塩のチャーシューえびワンタンだった。
普通、「えびワンタン」というと、「叩いたえびをメインにタネを作ったワンタン」を想像すると思うのだが、ここのは、「大き目のむきえび1尾をワンタンの皮でくるんである」ブツなので驚いた。
プリプリした歯ごたえは楽しめるし、皮もよくできてるのだけど、やっぱり普通のワンタンも食ってみよう!
ということで、今回のテーマは「普通のワンタンを食う」だった。

スープの出汁に「鯛干し」を用いているのも珍しい。ゆず塩味はこのスープの美味しさがストレートに味わえた。
中に入っているゆず(皮)の量もハンパでなく、想像よりもストロングなゆず味。でも終盤ちょっと飽きてきちゃうような感じもあるかも…

今回は、相方がチャーシューワンタンメン大盛り(醤油)、私が花鳥風月ラーメン(醤油:ワンタン2種、チャーシューとハーフ煮卵が入ったちょっとずつ欲張りメニュー)を頼んでみた。

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posted by 大道寺零(管理人) at 14:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2006年12月07日

調理人には清潔が必要だ(と思うよ)ラーメン

先日、酒田市上安のT軒にて、「怒る」ってレベルではないのだけど、ちょっと、いわゆる「もにょった」話。
その店はこじんまりしていて、いつも大将とおばちゃん2人くらいで切り回している。酒田の店の中でも盛りがいい方で、気取らずアットホーム、コストパフォーマンスがよいのが好きで定期的に食べに行っている。個人的には、おばちゃんたちが黙々と、小気味よく作業している様子が好きだ。

いつものようにカウンターに座る。
小さい店だから、カウンターと調理場は密着しているようなものだ。
調理場には、いつもの人数のほかに、はじめて見るやや大柄な男の人(20〜30代)が立っていた。



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posted by 大道寺零(管理人) at 18:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2006年11月12日

「よこはま軒」酒田店ラーメン

鶴岡にあった店の分家。
「魚系・あっさり」がスタンダードとされる庄内にあって、「獣系こってり」が食べられる貴重な店として、鶴岡の店には思い出すと無性に食いたくなってよく行った。
先月オープンし、開店時の大混雑も多少緩和されたようなので訪問。今回が2回目。
「酒田の人の好みに合わせて、鶴岡と多少味を変えながら進化していく」というコンセプトらしいが、目立った差は感じなかった。

初回で思ったのは、
・相場からすると高い価格
・酒田の人の多くが頼むだろう「あっさり中華」はトリガラメインらしいので好みに合うかどうか
・デフォルトのトッピングがチャーシュー・ねぎ・ほうれんそうで、酒田中華に欠かせないメンマがオプション(100円)なのは大きなネックかも
・「横浜」の鶏油・「東京」の背脂などのこってり系が一定以上の年齢に受け入れられるか

という点で、色々苦戦するかもしれないが、この店が近くにきてくれたのはありがたいので頑張って欲しいなあということだった。

で、今回はというと、学生バイトの全体的な質の低さにあきれ返って正直味どころじゃなかったのだった。

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posted by 大道寺零(管理人) at 21:11 | Comment(8) | TrackBack(0) | ラーメン

2006年11月03日

遊佐「麺屋」ラーメン

オーダー:チャーシューメン

数年前からお気に入りの店。ダブルスープと、味や油の加減を好みに合わせて注文できるのが好きで、一時期随分足を運んだ。
今日は「こってり」「細麺」でオーダー。
安静期間があったりしてしばらく行っていなかった。
その間、ネット掲示板では「美味しくなくなった」「盛りが悪くなった」「チャーシューが薄くなった」とあまり芳しくない書き込みが目立ち、さて実際どうなのか?と久々に入店。

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posted by 大道寺零(管理人) at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2005年09月17日

いしづかクエストラーメン

まちBBSの庄内ラーメンスレで、「(酒田市)高砂にある『いしづか』は知る人ぞ知る店だが、ミソラーメンがなかなか美味い」という話を何回か読んで気になっていた。
地図のURLも出されていたが、それを差し引いても「とにかく分かり辛い」らしい。
http://itp.ne.jp/servlet/jp.ne.itp.sear.SGSSVWebDspCtrl?Gyoumu_cate=3&Media_cate=populer&cont_id=a00&focus_theme=Z285000&svc=1901&navi=search,r1&init_word=%83%89%81%5B%83%81%83%93&init_addr=%8E%F0%93%63%8E%73&proc_id=k1&clk=103&kid=KN0600060600058734
気になるので、先日地図をプリントアウトしたものを持って、近くを探索してみた。
その日は定休日(日曜)だったのだが、場所くらい探せるだろうと思っていた。
甘かった。
2,3回周辺を往復したが、ラーメン屋らしき店が見当たらない。
ただし、塗りつぶした後がうっすら残る「肉のいしづか」という看板のついた建物があり、電話番号がMAPに載っているものと一致するため、恐らくはこの敷地だろうと推測だけしてその場は去った。
で本日、「本当にあの場所か確かめてみよう!」と再び赴いてみた。

先日目処をつけた場所に、車がけっこう止まっている。駐車禁止区域ではないので、路駐も何台か。
しかし看板はない。
看板どころかノレンもない。

これほどまでに店らしくない店というのも、業種を問わず初めてだ。
盆に山形で入った「かくれたそば処 茂三郎」の場所も死ぬほど分かりづらく、見た目も中身もまるっきり普通の民家だった(そして美味かった)のだが、それをはるかに凌駕している。
車を降りると漂う美味しそうな匂い、駐車スペースの奥に引っ込んだ部分(これが実は店舗)にテーブルが幾つか並んでいるような様子なので、おそらくここだろう、と、ちょっとビビリながらも入店。
入ると、奥に8人くらい座れそうな小上がりがあり、そのほかに3つほどテーブルがある。
この周辺は港も近く、また工場や自営の製造業が多くある場所で、明らかにその辺りで働いているオヤジさんオニイさんたちがメイン客層のようだ。小上がりのおじさんたちなど、ねっころがってくつろぎまくり。
久々に、「女子どもはすっこんでろ」な雰囲気の飲食店に足を踏み入れて、ワクワクテカテカである。
注文は、客自らが隣接している厨房に言いに行く。
私はミソラーメン、相方はタンメンの大盛りを注文。
他には焼きそばやカツ丼・中華丼などのご飯もの、焼肉定食・カツ定食などがある。看板からして元肉屋さんっぽいので、その辺も美味しそうだった。隣のお兄さんのところに運ばれてきた焼肉定食、肉の量もなかなかだが、野菜もポテトサラダも相当のボリューム。
意外に早く、まずはミソラーメンが運ばれてくる。
第一印象は、炒め野菜から出る甘味、そのあとにインパクトのある香ばしさ。この香ばしさが一番の特色だと思った。ありそうでなかなかない印象だが、妙に懐かしい感じ。変に甘ったるくなくてなるほど美味しい。野菜はモヤシ・ニラ・ネギがたっぷり入っていて食べごたえがある。ほどよいコク。ひき肉を一度焼き付けてこの「絶妙な焦げ風味」を出しているのかもしれない。

ところで、時々相方にも分けながらミソラーメンをほぼ完食するというタイミングになっても相方のタンメンが来ない。フィニッシュと同時くらいに運ばれてきた。
別のテーブルのタンメンの人にも同時に出てきたので、「同一メニューを同タイミングで」作っているらしい(厨房の中にはおっかさんと娘さんの二人がいたようだった)。この店で同伴者と一緒に食事を楽しみたいなら、同じメニューを頼んだ方が吉のようだ。
タンメンはさらに野菜の量も強烈、大盛りだから麺の量も気前よく。こちらもなかなかだった。
キャベツ・ニラ・玉ねぎ・ネギなどの野菜群に加えて切り落とし肉・イカ。さらにベーコンが入っているのが珍しい。しかし全体には意外にしょっぱくない。

いやそれにしても、「大衆食堂」を通り越して「共同社員食堂」とでも言うべき趣だった。
実際おばちゃんも、「ハーイ、○○産業の社長さん!お待ちどう!」とか言いながら持って来て、店内が笑いの渦に包まれていたし。
あまりの商売っけのなさに「食堂に行った」というより、「いしづかさんちの台所にお邪魔してご飯食べさせてもらっちゃった」という雰囲気。味もそういうアットホームさがあった。
「無化調」とか「こだわりスープ」とかえらそうな事は絶対に言わないが、仕事には一本筋が通ってる感じとでも言おうか。味がどうとかウンチク垂れるより、「この空間でメシ食ってきた」という経験自体がとても貴重なものとなった。
ミソラーメン550円。タンメン600円+100円。リーズナブルである。
帰り道に7号線の店で買い物し、「哲」の前を通りかかったが、こういう店の後であの看板を見ると、「現代」680円がまったくアホらしくてかなわんというものだ。

ところでこのお店、看板もノレンも箸袋もなく、食いに行ったのに正式名称が確認できないというミステリアスさ。webで見ると「いしづか食堂」でよいようだが。

この店を紹介しているとあるブログによると、裏メニューが豊富であり、頼めばマーボー飯・チャーハン・肉うどんにナポリタンまで食えるとのこと。ディープ過ぎる。

場所はMAP参考。時計屋さんがあってその少し斜め向かいあたり。
かすかに読める「肉のいしづか」の看板が目印。店はその左奥のほう…としか表現できない。いつもとは違うお店で、ボリュームある食事をしたい方にお勧め。もっともあのお店の常連さんは、ラオタが流入してくるのは嫌がるかもしれん。
ちなみに、醤油ラーメンはメニューになし(これも珍しい)。
posted by 大道寺零(管理人) at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2005年09月12日

鶴岡市西郷「尾浦」ラーメン

駅東「味好」のお弟子さんにして、「すでに師匠を越えた」という評価も高い「尾浦」。車で30分、個人的にあまり使わないルート上にあって、これまで興味はあったのだがなかなか足を運ぶチャンスがなかった。今日は相方が休みだったので、11時30分の開店に間に合うように行ってみる。
到着は11時35分くらいだったが、既に数人お客さんがいた。「今日は餃子ありません」の張り紙が残念。
メニューは醤油・味噌ともに「あっさり」「こってり」に分けてある。あっさり系、特に最近発表された新メニュー・無添加シリーズにも興味はあったのだが、油好きのイケナイ性で、「こってり醤油チャーシュー」を注文。あっさりもこってりも好きな相方、迷った揚句に「こってり味噌チャーシュー大盛り」と「ミニチャーハン」。
開店直後と言う事を差し引いても、ラーメンが出てくるのが驚くほど早い!厨房内の手際はかなりよさそうに見えた。

そしていきなりチャーシューの量に圧倒される。
えーとえーと。
口で言ってもしょーがないので、同店を紹介している「酒田のラーメン ラーメン天国」内(管理人:curryさん)の「尾浦」ページをご覧あれ。
下のほうにある「味噌チャーシュー」。写真のものは大盛り。普通盛りの肉の量も、せいぜい2,3枚しか変わらない。4,5枚程度でチャーシュー麺を名乗る店も少なくない昨今、このトロリ系チャーシューのひしめきっぷり。そしてよく見ると中央にはさらに、チャーシューの切り落としがトッピングされている、容赦ない「肉」っぷり。ご店主太っ腹すぎ。おそらく庄内のチャーシューメンの中でももっとも戦闘力の高いものだと思う。
さらに麺の量もハンパではない。庄内(特記すれば酒田)ラーメンの麺の量の多さは何度も述べたが、ここの店では
中盛り…1玉増し……100円増し
大盛り…1.5玉増し…150円増し
すりばち…2玉増

という設定になっている。なんたる良心的な量&値段設定(ついでに言えば、小盛りを50円引きで出してくれるところも実に良心的)。損してませんかご店主。
大盛りのインパクトたるや相当なものがあった。
麺自体も申し分なく、駅東味好系で時々気になる熟成臭もぜんぜん感じない。太さも喉ごしもちょうどよいし、湯切りも丁寧だと思った。

こってり醤油、デフォルトでイヤミない程度にニンニク・臭くなくトンコツが効いており、なかなか美味しかった。庄内で「油表面うっすらカバー系」のラーメンが食べられるとは感激。適度な油分のおかげで、最後まで熱いまま食べることができた。バランスいいなあ。
こってり味噌は、酒田ではものすごく珍しい、ニンニクのパンチがあって、甘味も強く出ているタイプ。ただしその甘味のせいで口飽きする印象は否めなかった。味噌ダレが少しとけ切っていなかった部分があったのも残念。インパクトがあって美味しいが、想像以上に重いかも。また、醤油よりもぬるく感じたのはナゼだろう。
しかし、「酒田近辺のミソラーメンはどれもこれも味噌汁みたい」と私のような嘆きをお持ちの方は、ここで満足を得られるかもしれない。

チャーハンは見るからにパラリ感がなく、油っぽい感じだったのが残念。具は多くてサービス精神がうかがえる。

いや〜、しかし総合的に、ご主人の気合と真剣さが伝わってくる、実直なよい店だった。値段も基本のラーメンが少し高めかな(600円)?という程度で、全体的に普通。よってコストパフォーマンスはよいと言えるだろう。
次に行く時は無添加か、あるいはごく普通の「ラーメン(あっさり)」を注文してみようと思う。

味とは直接関係ないが、お店全体が清潔で明るい印象なのもよかった。女性客も行きやすい感じ。いや、師匠筋にあたる駅東「味好」の厨房周りがあまりに…なものでちょっと心配だったんだ。
ご店主も、師匠と違って「常連以外には無愛想」なんてこともなく、店員さんともども、差し出がましくないけど明るい接客。
そういうハード面を含め、総合的にかなり高い評価を感じた。
食べ終わる頃には、お店は12時前にも関わらず既に満席になりつつあった。大事にされるのも納得できる店だと思う。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン

2005年08月14日

東根 「勘鳥居」ラーメン

山形の実家に帰省する途中、ちょっと道草して昼食に寄ることにした。
「納豆味噌ラーメン」が有名看板メニューだが、味噌系が美味しい店として、数年前から有名。
一度入ってみたいと思いつつ機会がなかったので、今回行くのを楽しみにしていた。

プリントアウトしたマップを持って出るのを忘れ、記憶を頼りに行っては見たが店の場所がわからず。
近くのコンビニのお姉ちゃんに聞いたとおりに進むがやはりたどり着けず。
タバコ屋のおばちゃんにもう一度訪ねて、ようやく店へ。

店構えは一見、ラーメン屋というよりも日本そば屋の趣き。駐車場は広い。店の中も割と広い。テーブル席で16、座敷で40人くらいは座れそう。

結論から言うと、期待が大きかった事を含めても、「味以前の問題」でガッカリさせられたのがとても残念だった。
これまで接客がひどくてムッとしたのは「ケンチャン」、客に対する基本的な姿勢で立腹したのが「哲」だったが、それを合わせたくらいの攻撃力だった。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 23:20 | Comment(1) | TrackBack(0) | ラーメン

2005年08月11日

「ラーメン屋です。」 東泉町店ラーメン

わりと近くにある店なのだが、今まで入ったことがなかったのでトライ。
坂田のラーメン屋にしては珍しくメニューが多く、トンコツ系ラインナップも色々。
また、冷やしラーメン(冷やし中華にあらず)や冷やしタンタンメンなどもある。

私は「チャッチャ味玉入り」、相方は「タンタンメン(無限)」大盛り+餃子1皿。
「チャッチャ」は、背脂振りのしょうゆ味。それほどギトギトではなく食べやすい。
味はしょっぱめ。この手のコクありしょっぱめラーメンって実に久々で、これはこれで嬉しい。
酒田ラーメンのスタンダードが好きな人にはきついかもしれない。なるほど、こういうのが食べたくなったらこの店があるわけだな。ちょっと嬉しい。麺は中太で噛み応えがある。
ただ、全体的なパフォーマンスで言えば、味玉なし600円でこの量で同系等のこってり目醤油となると、「『麺家』でラーメン(こってりで)」という選択肢があるんだよなぁ。
相方のタンタンメンは、辛さにグレードがある中の一番辛いやつだが、辛味が醤類というよりは粉唐辛子っぽく、またこれだけ辛味が投入されているせいか、タンタンメンの肝であるゴマ(芝麻醤)のコクがあまり感じられなかった。もう少しスタンダードな辛味にしておけばよかったかもしれない。
餃子は6個で180円。かなり安い部類で、味も大きさも可もなく不可もなく。値段を考えればコストパフォーマンスは高いといえるだろう。

惜しむらくは麺の量で、どういう地域展開のチェーンなのかはよく分からないが、庄内基準では少なめ(つまり全国的な基準では普通)。
味の濃さやパンチから言うと、こってり好きの男性やハラヘリ学生にアピールする店なのだと思うが、そういう客層にとっては量的に不満があるところかもしれない。

次に行くとしたら、冷やしラーメンかトンコツ系を試したい。
posted by 大道寺零(管理人) at 23:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2005年08月07日

遊佐「麺家」ラーメン

ものすごく久々に、大好きな「麺家」に。
庄内で1番好きな店なのに久々なのは、店主が昨年の晩秋ころから今年の6月まで、「修行」で長期休業していたため。また、再開しばらくは「土日が休み」と聞いてションボリしていたのだが、相方が「最近は日曜は開いている」とリサーチしてくれたので喜びいさんで行く。

以前と違うのは、入り口が券売機になったこと。もっとも、とにかく狭い店で、会計行動が客やお店の人の動線を著しく妨げているのでこれは歓迎すべき事だろう。
時間も12時30頃と昼食時どまんなかなこともあり、相変わらず混んでいる。
チャーシュー麺を「こってり」「細麺」で頼む。
結論から言うと、味の変化は私には内容に思えた。ただただ以前と同じに美味い。
んー、久々に庄内でこってりした美味いラーメンが食えて満足。

客席は、小上がりに4人座れる机*2、フロアに6人がけテーブル1、4人がけテーブル1のみ(これも以前と変わらない)と少なく、しかも人気のある店なので、当然相席は必死だし、席を選んだり移動したりもすこぶるやりにくい。
今日はラーメンには満足したが、運悪くノーマナーなお子様連れと同テーブルになってしまい、数ヶ月楽しみにしていた麺家だけにとても残念だった。

小さい子を連れた家族は人気店に来るな、とまでは言わない。
しかし幼い子供は我慢の効かないもの、しかも自分の子供がきかん坊という自覚があるなら(まあ、ないんだろうねえ)、こういう相席必至な店ではない店を選んだ方が双方幸せだと思う。
そうでなければ、あまりに暴れるならオーダーが来るまで外に出ているとか車で待つとか…続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 23:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | ラーメン

2005年07月10日

遊佐町「ちどり」ラーメン

ゆざこいソーランを見終わり、腹も減ったので昼食に。
14:00近かったが暖簾がかかっていたので「ちどり」に入店。
ここは、煮干が前面に出た醤油スープと、独特の細麺で、あっさり好きに特に評価の高い店だ。
数年前に一度食べた時は、魚が前面に出すぎていて、味も薄いと思い、私はあまり魅力を感じず、リピートする事はなかった。

今回、メニューにチャーシュー麺の札はかかっていなかったのだが、手書きで「ばんば鳥ラーメン」なるものがあって、「鶏系ならば魚臭すぎてNGってこともないだろう」と注文してみた。
「ばんば」は方言で「ばあちゃん」のことなので、いわゆる「親鶏」を使ったラーメンなのだろうと予想。
果たしてそのとおりで、小さめに切って煮込んだ親鶏の肉が具として入っていた。
肉は親鶏らしく硬いがかめばかむほど味が出て美味しい。
その割にスープは鶏ガラが前面に出張ることがないのが不思議というかちどり流なのだろうか。
総合的に、バランスがとれて私の好きな味加減になっている。
最初は「ん〜、ちどりかぁ〜」と気が進まなかったのだが、ちょっと嬉しい気分。

体が雨に濡れて、その上でラーメン食って汗かいて、鼻炎気味で鼻付近が不愉快だったせいで面白くなかった顔をしてしまっていたのだろうか、それとも単に新メニューの評判が気になったのか、会計した時に店のおばちゃんが
「どうだっけ?ビミョーな味だっけが?」
と尋ねてきたので、慌てて「ううん、美味しかったよぉ〜」とフォローした。
よっぽど変な顔になっちゃってたのかな?美味かったよおばちゃん。続きを読む
posted by 大道寺零(管理人) at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン