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「サツキとメイの家」についてのお詫び名古屋万博の「サツキとメイの家」の予約方式が、これまでのローソンロッピー端末限定から、ハガキ応募型になったという告知文。
原因として
・ロッピーに予約客が殺到して、端末がダウンしたり、ローソンに長蛇の列ができて業務に支障をきたしたため。また、そうした行列にもかかわらず予約できない人が多かった事。
なお、記事によれば
「サツキとメイの家」の予約券は無料です。万博のルールで、入場料以外の料金を取ってはいけないことになっているからです。したがって、実は、 LAWSONとしては、この予約を引き受けるということは、身銭を切ることになり大変なコスト負担となります。システムのプログラムにかかる経費や告知の経費は全てLAWSON側の負担です。また、チケット発行の通信料・紙代もLAWSONの店舗負担なのです。
ということで、ローソンの持ち出し負担分も大きく、チケットに広告を入れたり、ローソン専売グッズを会場で売ることでペイしてもらう、という線で赤を消化するように合意していたらしい。
・チケットゲッターやヤフオクで予約券が高騰してしまう事態を招いたため
特に、他のオークション主催者は「予約券が出されたら削除」に応じてくれたのに、ヤフーだけは対応してくれなかったということで恨み節。まああそこは、関連企業のMMOについてもRMTやBOT垢販売に一役も二役も買いまくりで、モラル状況下げまくってるところだから、この程度の申し出には対応しないだろうなあ〜。
ハガキ応募形式になったところで、人気があれば結局ヤフオクには出るだろうけど。
しかし素朴な話、「トトロの村や森に行ってみたい」と思いこそすれ、「あの家に行きたい」ってそんなに思うものかな〜。
これは私がイナカ育ちのイナカ住まいで、今でも叔母の家に行けば土間があって屋根裏があって、ほぼあのまんまの家にいつでも会えること(過疎な地域では、同じように年季の入った農家の家屋が無人でたたずんでいたりもする)、ちょっと車で走ればいまだにトトロが出てきそうな森に行けるからそう思うのかもしれないが。
あの映画で魅力的なのは、未舗装の道路を駆け抜けたり、夏の田んぼを駆け抜ける風、護岸されていない川、あの頃の空気そのものではないだろうか。「あの村の、あの森の空気の中に身を置いてみたい」とは思っても、あまり「あの家に行きたい」という気にはなかなかなれない。まして家の中で麦茶飲んだりねっころがったリ、スイカ食ったりできるわけでもなし。
逆に、アレが人気…ということを考えると、やっぱり名古屋万博って魅力ある展示少ないのかもなー、と思っちゃうのだけど。
「家」として見た場合、「トトロ」の草壁家にはあまり魅力を感じないが、
ミミちゃんの家には並んででも行ってみたい。そしてちっちゃいパンダとあのベッドでねんねするのだ。家さえ出来れば、あとは回りに竹やぶあればバッチリだし。
さらに記事によれば、ジブリ側では、今回の件のフォローとして
「サツキとメイの家」を新しくもう一軒建てて、万博終了後もなんとか皆さんに見ていただける機会をつくれないかということです。
場所や時期は検討中ですが、期間限定ではなく恒久的にみなさんに見ていただこうという考えで、予約方法なども慎重に検討する考えです。詳細は、もうしばらくお待ちください。
ということを考えているらしい。
なんか、今回のフォローというよりは、単に新しい呼び物って気もするが、この段階での発表って、万博での展示価値が相当下がるような…「遠目から外側だけでも見れる」っていうのも売りの一つの筈なので。
posted by 大道寺零(管理人) at 09:15
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