2009年07月24日

(ピンポイントに)8度目の正直特捜最前線

特捜最前線DVD-BOX(東映)

9/21発売の特捜最前線DVD-BOX vol.8において、ついに
第123話 「豪華フェリージャック・恐怖の20時間!」
の収録が決定されました。

なぜピンポイントにこの話だけで大騒ぎするかと言いますと、今までも何度か書いたのだけども、若き内田直哉氏が犯人役で出演しておられるからです。
(ちなみに放映は1979年、「デンジマン」でデンジグリーンを演じる前の年です。25〜6歳の頃ですね。)

2度目のファン人気投票の結果でも同率2位と支持を集めており、事実これまでも「なぜフェリージャックが入らないのか?」というファンの声がチラホラ聞かれるなど、けっこう人気のある回らしいので、二重の意味で今から見るのが楽しみです。
(ちょっとだけ&カクカクしてますが、上記サイトで予告編も見ることができます)

熱烈ファンの中には既にファミリー劇場などでチェックした方もいらっしゃると思いますが、DVDという確実な手段で若き日の内田さんの熱演に会えるというのは朗報ではないでしょうか。

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posted by 大道寺零(管理人) at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2009年04月04日

特捜最前線DVD-BOX vol.8リリース決定特捜最前線

特捜最前線DVD化決定!ファンが選ぶベストエピソード大募集!

リリースにあたって、BOX1発売当初にあたって行った人気投票ベスト100を使いきってしまうということもあって、収録希望エピソードの投票を再度行う。
ただし、4月下旬に発売されるvol.7を買った人しか参加できない。
(前回の投票では一部の組織票が結果を左右したのでは、とも言われていたので、これはこれでいいと思う)。

第167話「マニキュアをした銀行ギャング!」
第184話「慕情」
第205話「雪国から来た逃亡者!」
第226話「太鼓を打つ刑事!」
第323話「二人の夫を持つ女!」
第340話「老刑事・96時間の追跡!」

の6話はすでに収録が決定しており、それ以外をランキングから選ぶらしい。

未収録エピソードの一覧ページでは、各話の予告編を(解像度は小さいが)見ることができる。
これは、今までのBOX購入者は特典として入手済みのものだが、買っていない人には結構嬉しい資料かもしれない(ゲスト出演者のファンの方とか)。
今度こそ、内田直哉が出演する123話「豪華フェリージャック」を見たいので、勿論投票する予定。
posted by 大道寺零(管理人) at 22:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2008年10月23日

特捜最前線DVD-BOX7 発売決定特捜最前線

先日BOX6が届いた。
「さあ毎日ちょっとずつ見るぞ!」とワクワクしながらボックスを開ける時、同時に「今回は次回発売予告のチラシが入っているだろうか?それともさすがに今回で打ち止めだろうか?」と不安がない交ぜになる。
このBOXの販売予定は3までで、4以降は「ファンのご要望と好評にお応えしてまた出しますよー」とその都度リリースが発表されてきたからだ。
発表は同梱チラシが第一報なので、これが入っているかいないかが、続きの有無を表している。

で、今回も「7出します!」チラシが入っていた。
発売予定は来年の4月21日。
発売サイクルが半年ごとに下がるわけなのだが、まあお財布的に見ればありがたくもあり。多少ペースダウンしても出ることがうれしい。

収録内容は東映の公式サイトにて発表された。
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posted by 大道寺零(管理人) at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2008年05月31日

第91話「交番ジャック・4人だけの忘年会!」特捜最前線

この話に出てくる迷子役の子供が手に持っているのがコン・バトラーVのでっかい玩具で、しかも作中で口ずさむ歌が「鋼鉄ジーグ」のOPというのが印象に残って仕方がない。
どちらも東映関係の作品なのでタイアップかと思いきや、
91話の放送日は1978年12月27日。
鋼鉄ジーグの放映期間は1975〜1976年、
コン・バトラーVの放映期間は1976〜1977年とちょっと前の作品なので、タイアップ的なものというよりは、「手近なところにあったロボット玩具をちょっとつまんできた」だけなのかもしれない。
今と違って、当時はアニメのビデオソフトなど販売していなかった(というよりビデオ自体が普及していなかった)ので、番組関連の物販は放映期間中に玩具やレコード・文具などをどれだけ売り上げるかにかかっていた時代だったので、2,3年前の作品をタイアップに出すということはまずない。
という以前に、画面で玩具を見てほしがる子供視聴者層は特捜最前線を見ていないわけ(昔の子供が寝るのは早かったので、10時になれば小学生はまず布団の中だった)なのだが…


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posted by 大道寺零(管理人) at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2008年05月29日

ビジネス最前線特捜最前線

日頃特捜最前線好き好きと叫びながら、BOX5の予約をすっかり忘れてしまっていて先日慌てて購入しました。Amazonでまだ20%引いててくれて助かったー。


特捜の放映が終わるあたりの時期?に、社員教育用に東映が発注を受けて作った「ビジネス最前線」という4本組のビデオがあったという話は一応聞いたことがあった。
「特捜最前線の出演陣と製作陣が手がけた」というのを押し出して宣伝したそうだが、実際にレギュラー陣から出演したのは
・二谷英明
・本郷功次郎
・横光克彦
の3名
のみで、まあ確かにセットさえ変えればすぐにいつもの衣装・ヘアメイクのままサラリーマンにシフトできる無難な3人ではある。

特捜最前線情報サイトの古株である「Mechanical Town」内の紹介記事はこちら。

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posted by 大道寺零(管理人) at 00:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2007年12月26日

特命課のファッション特捜最前線

「特捜最前線」を見る楽しみは色々あるが、一つは放映当時(1977〜1987年)の何気ない風景や風俗に、「あーこういうのあったあった!」と細かい記憶を呼び覚まされるのがまた楽しい。
例えばOPで、神代課長の後ろを滑走する全日空の昔のマークの付いたトライスリーとか、セドリックやスカイラインといった当時の日産車だったり、また劇中に沿線の風景や電車の車内シーンがけっこう登場するので、鉄道マニア(特に旧国鉄)の人にもたまらないかもしれない。

そんな楽しみ方の一つに、特命刑事のファッションチェックというのもある。
特命課のメンバーの服装は基本的にスーツ、それも当時の勤め人が着ていたような別に奇をてらわない、公務員らしいスーツである(捜査に出る桜井さんはよく皮ジャンを着ていたが)。
それでも初期の回を見ると、昔のワイシャツの襟の高さとか、ネクタイの幅がめちゃくちゃ広いのに驚いたりするものだ(しかし確かに記憶の中の当時の父親も同じような襟やシルエットのスーツを着ていたと思い出すのだ)。
婦人服に較べれば遥かに流行に左右されにくいイメージのある紳士服だが、それでも10年スパンで見てみると「どえらい変わりようだなぁ」と感嘆せずにはいられない。

それに関して一番違いを感じたのがベスト。
割と後期の回でも、特命刑事や作品に登場する普通のサラリーマンの普通の通勤着としてのスーツが、ほとんどちゃんと共布の三つ揃いなのだ。

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posted by 大道寺零(管理人) at 15:25 | Comment(7) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2007年12月04日

橘警部役・本郷功次郎氏の近況特捜最前線

DVD-BOX1の記者会見やその後のインタビューなどにも一切姿が見えず、ファンを不思議がらせたり不安がらせていた(「特捜」にイヤな思い出があって語りたくない・関わりたくないのではないか…という意味で)本郷功次郎氏。
なかなかネットにも近年の状況などが出ていなかったのだが、「寺西一浩」という方のBlogによれば、

脳梗塞で倒れ、芸能活動が一切出来ない状態にあった(いつごろ倒れたのかはこの文章よりは不明)
・しかし夫人(元宝塚月組トップスター・古城都氏)の献身的なお世話の甲斐あって奇跡的に回復
・去る11/25に「生還祝賀パーティー」が行われ、その席上で姿を見せた

とのこと。
記事には、立ち姿でマイクを持つ本郷氏と夫人の姿の写真が1枚掲載されており、内容とあいまって貴重。
コメントをしているということは、言語機能も(そもそも損傷があったかはわからないが)ある程度まで回復したということだろうし、まずは何より。

11月にようやく復帰お披露目があったということは、そりゃ記者会見やインタビューに答えられる状況じゃないわな。いちいち「本郷氏は現在リハビリ中のため…」なんてブックレットに書くのも変だし。
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posted by 大道寺零(管理人) at 17:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2007年11月29日

DVD-BOX5 収録内容決定特捜最前線

先日発売決定について書いたBOX5の具体的な収録話が決定したので書いておく。
以下、公式サイトより。

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posted by 大道寺零(管理人) at 14:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2007年11月01日

BOX5 リリース決定特捜最前線

特捜最前線DVD-BOX vol.5

というわけで、今月リリースの第4弾に続き、第5弾も来春4月に発売決定らしい。
そりゃめでたいし、特捜のDVDというだけで無条件に買うんだけどもね…

収録話が未定なのはいいとして、

『特捜最前線』BEST SELECTION BOX第5弾は、「特命課オールスター選」。
ファン投票によるベストエピソード・アンケートにラインナップされたエピソードの中から、特命課所属の刑事ひとりひとりの主役編をチョイス。
さらに各期毎にフルメンバーが活躍するエピソードをプラスして、特命課刑事たちほぼ全員の素顔と活躍が俯瞰できる構成となっている!


うーん。
第4弾が一部出演者&スタッフの推薦エピソードという構成なので、てっきりその路線で、第4弾に出なかった刑事の推薦(具体的には桜井編と船村編・橘編)だと思っていたのでちょっとならず肩透かしな感じが…

最初全3BOXの予定が続行続行になったのはやはり根強いファンが買い支えたからなのだろうけど、最初から全話で出してほしかったと思うことしきり(とはいえ…500話以上あるからなぁ…)

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posted by 大道寺零(管理人) at 20:03 | Comment(3) | TrackBack(0) | 特捜最前線

2007年09月22日

30年前の金言特捜最前線

法律ならあんたのほうが詳しいかもしれない。
しかし弁護士というものは、真実を無視し、無実の人間を死刑にしてまで犯罪者の人権をかばうものだと思っているうちは、それは違う。
法律的には許されるものだと思っているとしても、それは違う。
あなたも、将来弁護士の道を進もうとしている人なら、これだけはよーーーくわかってもらいたい。

弁護とは…!真実に目を瞑って誤魔化すことじゃない!
お互いに真実を曝け出した上で犯罪者の人権をかばうことだ!
わかるね。

私は、お父さんに真実を語らせることが、お父さんを助けることだと思う。
お父さんは、14年間苦しみに苦しみぬいた。
私は…君塚さんを助けてあげたい。

特捜最前線第85話「死刑執行0秒前!」より



この話は特捜最前線DVD−BOX3に収録されている。このBOX内で最も高いクオリティを感じ、またBOXシリーズを通じて心に残るセリフだった。
この言葉を熱く語るのは大滝秀治演じる船村刑事(通称「おやっさん」)。船村刑事の活躍する名エピソードは多く、独特のテンションの熱演シーンも数々あるのだが、これは間違いなく五本の指に入ると思う。
「弁護の本質」について語られる切り込むような言葉は、例の光市母子殺害事件の被告とその弁護団の選択した「戦術」について、多くの人間が感じたであろう
『弁護士はここまで被害者と遺族の尊厳を蹂躙してよいものなのか』
『弁護活動のため(というか彼らの場合は「死刑廃止論死守のため」なのだろうが)なら何をしても許されるのか』
という憤りや不信感に対して、
『こうあるべきではないのか』
という考え方を、非常に分かりやすい言葉でストンと心に収まるように語っているように感じられた。

この話が放送されたのは1978年11月。
今から実に30年も前に、この骨太な刑事ドラマの中で、この金言は綴られていた。

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posted by 大道寺零(管理人) at 03:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 特捜最前線