先週の金曜日、用事があって義母を送った帰り、市の中央図書館に行ってみた。この建物(文化センター)には以前仕事で何度か来たことがあるが、図書館に入るのは初めてだ。
というか、前職中に勤務先の学校図書館から色々借りたことはあったのだが、公共の図書館を利用すること自体15年ぶりくらいになるかもしれない。
さほどの蔵書でないとしても、岩波文庫の「モンテ・クリスト伯」揃いくらいはあるんじゃ?と思い行ってみたのだった。
近場のブックオフにもなかったし、普通に買えばいいのだろうけど先日のオフと今月来る特捜DVDの支払いもあるし懐も厳しい。一度くらいどんな棚か眺めてみたいという気もあった。
で、結論から言えば、めでたく「モンテ・クリスト伯」の岩波文庫セットはあったけれども全体的な蔵書はけっこうしょぼい…(特に文学)という印象だった。
「虎よ!虎よ!」もなかった…というか、早川文庫シリーズ自体なかったし…
こうして考えると、早川・創元等の文庫シリーズも充実していた山形市立図書館(小中学生時代の読書ではお世話になりまくった)は良い施設だったんだなあ…
一回の貸出限度は10冊なので、とりあえず
・モンテ・クリスト伯 全7巻
・北平田の石塔
・小松崎茂と昭和の絵師たち〜プラモ・ボックスアートの世界
を借りる。
蔵書数(というかスペースそのものが広くないから致し方ないのか)は残念な感じだが、貸出システムはまずまず近代的で、ICタグによる自動貸出(スキャンテーブルに本を置けばそれで貸し出し処理終了。重ねていても全冊ちゃんと読みこんで、貸出カードに借りている本の名前が印字される)が実に簡単で、「これでもう外に出ていいの?」とちょっと不安になるくらい。
丈夫な貸出手提げ袋があるのは親切だと思った。
最近まとまった巻数の小説を読んでいないので、「果たして14日中に10冊読めるのか?」という不安はあったが、さすが大デュマというべきか、すでに4巻の中盤までガシガシ進んでしまった。感想は後でまとめて書くことにして、とりあえずアニメを見てアホだアホだと思っていたアルベールは、原作ではさらにアホボンだった。
「返さなければならない期限」の存在は、やはり本の「積み」を消化する上でこの上なく有効なのだろうと思った。
帰宅後、相方に
「図書館の雰囲気は静かでよかったけど、蔵書貧弱だったなあ…」
とこぼすと、
「そりゃー、金なくて市立高校手放す自治体が図書館に金かけるわけないべ」
と言われて激しく納得。
まあ利用者数の実績がなければこの先公共の図書館自体なくされかねないご時世だから、そこそこ借りてみたい本があるうちはたまに通ってみるかと思っている。
そして「虎よ!虎よ!」どうすっかなー。買うかー。ちょっと高いんだよね…
2008年10月06日
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あそこ妙にSF系が充実してて、ちょうどSFマインドにかぶれかけてた高校生には宝の山のようでした。
高校の図書館もSF系多かったなあ。誰が入れてたんだろう。
ROMしてましたが懐かしい話題が出たのでついコメントしました。
エドモン・ダンテス最高!!
大道寺零さんの感想を楽しみにしています〜!!
あと、「虎よ、虎よ!」はぜひ最新版を買ってください。カバーイラストが寺田克也画伯になっています。
ノスタルジックな雰囲気は以前の生頼範義カバー版の方がグッときますが、寺田君は友達なので、買ってね。
あ、間違ってベスターの最新翻訳「ゴーレム100」は買わないでください。「SFが読みたい! 2008年版」で二位になっていますけど、とんでもない作品です。ほぼウイリアム・バロウズです。
はじめまして、コメントありがとうございます。市立図書館愛用歴のある方から同様の感想をいただけてとても嬉しいです。あのときは「どこでもこのくらい揃ってるだろう」と思ったのですが、その後いくつかの自治体の図書館を見ると、「飛びぬけてSFが揃ってたかもしれん…」と今になって思います。
私もかなり(主に中学生時代)に、SF・ミステリ系で特にお世話になりました。筒井康隆とか星新一とか、国内SFの品ぞろえも良かったように記憶しています。
>高校の図書館もSF系多かったなあ。誰が入れてたんだろう。
学校図書館ですと、生徒や図書委員のリクエストが反映されたり、また、どこでもやってるわけでもないですが、年に1回くらい、図書委員会から代表何名か連れて、限度額を設けて読みたい本を選ばせて一部の図書を購入することもあります。そんな嗜好が反映されてたかもしれませんね。
>>idoさん
「モンテ・クリスト伯」は昨日読破してしまいました。こんなに本にせかされるようにページが進んでしまうのは実に久しぶりで楽しかったです。ご実感想など書こうと思うのですが1エントリでまとまる自信がない…
で、「うむ、idoさんのお墨付きがあるなら!」ということで、昨日「虎よ!虎よ!」も買ってきてしまいました。ちと今月お小遣いは厳しいのですが、図書カードがちょっとあったことに気づいたのでした。こちらはこれから読みます。それにしても最近文庫本高くなりましたよね…orz
>ほぼウイリアム・バロウズです。
そ、それは手ごわそうですね…
多分しばらく手を出すことはないと思います。
バロウズ…映画のタイトルのせいで、「電気羊」と間違えて「ブレードランナー」買ってしまって何じゃこりゃ状態になる人はいまだに少しずつおるのでしょうな…
まさかと思う、あれのモトネタがコレだったんだ〜と、驚愕すること間違いないです。
解説で「コレはSF版モンテ・クリスト伯」ってありましたので、オモローです。
多分ソレはフィリップ・K・ディックでは?
バロウズの場合はバローズと間違えて「何じゃこりゃ!」となる人が多数いると思います。かくいう私も「裸のランチ」は「類人猿ターザン」の作者が書いたモノだと、つい10年くらい前まで思っていました...ヽ(´ー`)ノ
この辺はOKAPIさんの方がたぶん詳しいでしょう。
結局買ってしまいましたよ。さすがにモンテ・クリスト伯を読破してやや疲れているので、来週あたりにガガーっと読もうかと思ってます。
新装版の文庫ってやたら文字が大きくて、私にはなんか読みづらいのが気になるわー。
>多分ソレはフィリップ・K・ディックでは?
バロウズの場合はバローズと間違えて「何じゃこりゃ!」となる人が多数いると思います。
あああああ何というこっぱずかしい間違いを…
SFにさほど詳しくないのに知ったかぶりした罰が今ここにorz
そしてレスをいただいてしまったのでこっそり直そうにももう直せないというね!いやー恥ずかしいです;