7〜8月に東京・大阪・札幌で上演。
西村和彦・観月ありさと3人で主演級の模様。
脚本:羽原大介(『フラガール』『パッチギ!』)
演出:杉田成道
キャスト:
観月ありさ
西村雅彦
安田 顕
村杉蝉之介
武田義晴
チョウソンハ
ストーリーは「シラノ・ド・ベルジュラック」(エドモン・ロスタン)の翻案。
思索家・詩人にして剣の達人でシャレもわかる人格者・シラノの唯一にして最大のコンプレックスは、異様に大きい鼻のためにバランスを欠いた容姿。
シラノの親友・クリスチャンは、シラノの従妹でもあるロクサーヌ姫に恋焦がれる。ロクサーヌへの憧れを胸に秘めつつ、美男美女で心根も美しい二人の恋を取り持つシラノ。誰にも明かせない恋情を秘めて代筆したクリスチャン名義の恋文はロクサーヌの心を打ち、二人は恋仲となる。
その後クリスチャンは戦死し、ロクサーヌはクリスチャンへの思いを胸に抱いて修道院での日々を送る。週に一度尋ねてくるシラノと、友人として心を打ち明けてクリスチャンの思い出を語り合うのが唯一の慰めだった。
ある日、クリスチャンの恋文を読み上げるシラノの言葉から、実は手紙の主がシラノだったことを知ったロクサーヌは、これまで自覚しなかったシラノへの思慕に初めて気づく。しかしシラノは重症を負っており、ようやく得たロクサーヌの愛を胸に息を引き取るのだった…
というストーリー。
何度となく翻案され、映画にもなった。(「ブラック・ジャック」にも、翻案エピソードがある。「七色いんこ」の演目にも登場しているところを見ると、手塚治虫も好きなのだろう)
なお、シラノは17世紀に実在した人物。超マルチ人間だったことは劇中の通りらしい。また、鼻がでかいのも事実だったが、顔立ち自体は美男だったとも。
原作戯曲は、シラノの弁舌やタンカのテンポが良く、話もわかりやすいのでなかなか面白く読める。
で、安田大先生の演じる「緒方」は、クリスチャンにあたる役柄。つまり「めちゃくちゃイケメン(でも多分死ぬ)」という、観月ありさ相手になかなか美味しい役。脱衣チャンスはあまりなさそうなのが残念だが。
佐藤シゲちゃんは沢口靖子、洋さんは篠原涼子、顕さんは観月ありさ…最近皆さんビッグネームの美人女優さんと絡ませてもらってますなあ。