2007年12月15日

2008年度版セキュリティソフト思案中PC関連覚書

前回のエントリでコメントを下さった方、ありがとうございました。
多分期限切れ後にavastかavgあたりを試してみることになるかな、と思ってますが、その後気になったことなどメモ(主に自宅用)。もし買い替え思案中の方の参考になればそれはそれで幸い。

<比較・まとめなど>

セキュリティソフトの比較 2008年版

この手の「比較」ページは要するにアフィリエイト目的と分かってはいるけれども、価格・サービスの概要・使用可能ユーザー数などが一覧で見れるのはありがたい。いざ売り場で箱と箱を付き合わせて思案するのもけっこう煩わしいし、店内放送がやかましくてなかなか集中できないし。
トータルセキュリティ製品についても簡単に言及があるのがいい。

無料アンチウィルス(Tetsu=TaLow's.)

個人による無料ウィルススキャンツールまとめ。

道具解

セキュリティソフトに関する総合的な話題。
特にメニュー最下部の「Recommended Environment」は、セキュリティツールについてメーカーマシンお仕着せのものでなく何を使うか考えてみたいという初心者にも分かりやすくおすすめ。

<気になった記事>

現代のウイルス対策ソフト、過去のウイルスに対処できず (ITmedia News)

無料のセキュリティ統合ソフト「Kingsoft Internet Security free」を使ってみた (GIGAZINE)

KISについては、ソースネクストの「ゼロ(および歴代の1980円セキュリティシリーズ)」と同様にロクな話を聞いたことがなかったのだが、この記事を見る限り、広告が出るといってもそうそう煩わしそうではないし、少しは内容もよくなったのかな?と思いちょこっと調べてみると…

うーん、やっぱり提灯記事としか言いようがないような…

まず一点。
GIGAZINEの記事内には

ちなみにこのウイルス検出の精度ですが、ウイルス検出の認証において世界的な権威のあるVB100を受賞、さらに情報セキュリティ製品テストの国際的な認証であるCheckmarkも3分野で取得しているとのことなので、他社製有名アンチウイルスソフトウェアと比較しても、何ら遜色はないレベルだそうです。


とある。
「VB100」は、年6回行われており、用意された検体について

・100%検出で合格
・同時に、石橋を叩きすぎて「ウィルスでないものをウィルスと誤検出」した場合も不合格


というテストであり、確かにセキュリティソフトの力量を試し、評価の一つの指針となるもの。
しかし完璧なテストではなく、例えば手動フルスキャンとリアルタイムスキャンでの結果が違うと合格に扱われなかったりする。
ので、評価の高いソフトでも毎回毎回合格するというわけではない。
(12月の結果では、定評のあるavastはウィルス検体の検出は100%だったものの、クリーンなファイルを誤検出して受賞ならず。カスペルスキーも「on-demand では100% 検出したが on-accessでは100% 検出しなかった」ために受賞を逃している。このように、受賞できなかった場合も、その「形」が重要となってくるわけだ)
<参考:おじいちゃんのメモ - ニュース

で、KISの場合、確かに8月のVB100で合格しているものの、このGIGAZINEの記事が出る直前、12月頭のVB100では不合格。
不合格であっても「検出100%」での形ならまだしも、「ワイルドリスト(レアなウィルスではなく、世界各国でばら巻かれているポピュラーなウィルス検体)」のウィルスファイルを120も見落としたための不合格なのでレベルとしてはかなりヤバいと言える。

まあそりゃ、「一回合格している」わけだから「受賞(したことがある)」という文章は間違いとはいえないわけだが、12/4に結果が出て間もなくの記事でこれを書いちゃうというのは、提灯記事としても個人的にどうかと思うのだった。

もう一点は、このソフトを使うことによって、Webページの閲覧履歴(おそらくIEの履歴?)がキングスソフト側に送信され、把握されるという仕様が個人的に気に入らない。
規約の文章によれば、「収集する情報」の項目で


1-3:ユーザーのWebサイト利用履歴等に基づき本ソフトウェアが分析したユーザーの興味関心分野のカテゴリー情報

本ソフトウェアは、ユーザーがアクセスしたWebサイトの利用履歴及び弊社が指定する特定のサイトにおけるユーザーの検索履歴の情報を収集し、これに基づきユーザーの興味関心分野のカテゴリー情報を分析します。この分析結果であるカテゴリー情報を、サーバーに送信します。
キングソフトインターネットセキュリティFree版 情報収集ポリシー


主な目的は、「Free版に表示される広告を、将来的にユーザーの興味とマッチングしたものにさせたい」という意図もあっての事らしいが、こっそり見ているサイトがそのせいでバレて困る人も出てくるような気が…
また、閲覧履歴や傾向分析はあくまで使用IDに紐付けてのことで、個人特定に至るシステムではないようだが、セキュリティを強化するためのソフトでいらん情報を収集されてしまうのは気持ちが悪いというか本末転倒なのでは?という疑問。
posted by 大道寺零(管理人) at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC関連覚書
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